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そのころまたおほいなる群衆ぐんじゅうにて食󠄃くらふべきものなかりしかば、イエス弟子でしたちをしてたまふ、
In those days the multitude being very great, and having nothing to eat, Jesus called his disciples unto him, and saith unto them,


(Whole verse)
〔マタイ傳15章32節〕
32 イエス弟子でしたちをしてたまふ『われ群衆ぐんじゅうをあはれむ、すで三日みっかわれとともにをりて食󠄃くらふべきものなし。飢󠄄ゑたるままにてかへらしむるをこのまず、おそらくは途󠄃みちにてつかてん』

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『われ群衆ぐんじゅうあはれむ、すで三日みっかわれとともにをりて食󠄃くらふべきものなし。
I have compassion on the multitude, because they have now been with me three days, and have nothing to eat:


and have
〔マタイ傳4章2節〕
2 四十しじふにち四十しじふ斷食󠄃だんじきして、のち飢󠄄ゑたまふ。~(4) こたへてたまふ『「ひとくるはパンのみにるにあらず、かみくちよりづるすべてのことばる」としるされたり』 〔マタイ傳4章4節〕
〔マタイ傳6章32節〕
32 これみな異邦人いはうじんせつもとむる所󠄃ところなり。なんぢらのてん父󠄃ちちすべてこれらのものなんぢらに必要󠄃ひつえうなるをたまふなり。
〔マタイ傳6章33節〕
33 まづかみくにかみとをもとめよ、らばすべてこれらのものなんぢらにくはへらるべし。
〔ヨハネ傳4章6節〕
6 此處ここにヤコブのいづみあり。イエス旅路たびぢつかれていづみかたはらにたまふ、ときは《[*]》第六だいろくごろなりき。[*今の正午頃ならん。]~(8) 弟子でしたちは食󠄃物しょくもつはんとてまちにゆきしなり。 〔ヨハネ傳4章8節〕
〔ヨハネ傳4章30節〕
30 人々ひとびとまちでてイエスのもとにゆく。~(34) イエスたまふ『われを遣󠄃つかはたまへるもの御意󠄃みこゝろおこなひ、その御業みわざをなし遂󠄅ぐるは、これわが食󠄃物しょくもつなり。 〔ヨハネ傳4章34節〕
compassion
〔詩篇103章13節〕
13 ヱホバのおのれをおそるるものをあはれみたまふことは父󠄃ちゝがそのをあはれむがごと
〔詩篇145章8節〕
8 ヱホバはめぐみふかく憐憫あはれみみち またいかりたまふことおそく憐憫あはれみおほいなり
〔詩篇145章15節〕
15 よろづのもののはなんぢをまち なんぢはときにしたがひてかれらにかてをあたへたま
〔ミカ書7章19節〕
19 ふたゝび顧󠄃かへりみてわれらをあはれわれらのとがふみつけわれらのもろ〳〵つみうみそこなげしづめたまはん
〔マタイ傳9章36節〕
36 また群衆ぐんじゅうて、そのものなきひつじのごとくなやみ、かつた《[*]》ふるるをいたあはれみ、[*或は「散る」と譯す。]
〔マタイ傳14章14節〕
14 イエスでておほいなる群衆ぐんじゅう、これをあはれみて、そのめるものいやたまへり。
〔マタイ傳20章34節〕
34 イエスいたくあはれみてかれらのさはたまへば、たゞちにものることをて、イエスにしたがへり。
〔マルコ傳1章41節〕
41 イエスあはれみて、をのべかれにつけて『わが意󠄃こゝろなり、潔󠄄きよくなれ』とたまへば、
〔マルコ傳5章19節〕
19 ゆるさずしてたまふ『なんぢのいへに、したしきものかへりて、しゅがいかにおほいなることなんぢし、いかになんぢあはれたまひしかをげよ』
〔マルコ傳6章34節〕
34 イエスでておほいなる群衆ぐんじゅう、そのものなきひつじごとくなるをいたあはれみて、おほくのことをしへはじめたまふ。
〔マルコ傳9章22節〕
22 れいしばしばかれのなかみづなかれてほろぼさんとせり。れどなんぢなにかば、われらをあはれみてたすたまへ』
〔ルカ傳7章13節〕
13 しゅ寡婦󠄃やもめて、あはれみ『くな』とひて、
〔ルカ傳15章20節〕
20 すなは起󠄃ちて父󠄃ちちのもとにく。なほ遠󠄄とほへだてりたるに、父󠄃ちちこれをあはれみ、はしりゆき、くびいだきて接吻くちつけせり。
〔ヘブル書2章17節〕
17 このゆゑに、かみことにつきて憐憫あはれみある忠實ちゅうじつなるだい祭司さいしとなりて、たみつみあがなはんために、すべてのことにおいて兄弟きゃうだいごとくなりたまひしはうべなり。
〔ヘブル書4章15節〕
15 われらのだい祭司さいしわれらの弱󠄃よわきおも遣󠄃ることあたはぬものにあらず、つみほかにしてすべてのこと、われらとひとしくこゝろみられたまへり。
〔ヘブル書5章2節〕
2 かれみづからも弱󠄃よわきまとはるるがゆゑに、無知むちなるもの迷󠄃まよへるものおも遣󠄃ることをるなり。

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飢󠄄ゑしままにて、いへかへらしめば、途󠄃みちにてつかてん。なかには遠󠄄とほくよりきたれるものあり』
And if I send them away fasting to their own houses, they will faint by the way: for divers of them came from far.


(Whole verse)
〔士師記8章4節〕
4 ギデオン自己おのれしたがへる三百にんとともにヨルダンにいたりてこれわたつかれながらもなほ追󠄃擊おひうちしけるが~(6) スコテの群伯きみたちいひけるはゼバとザルムンナのすでになんぢのうちにるやわれらなんぞなんぢ軍勢ぐんぜい食󠄃しよくあたふべけんや 〔士師記8章6節〕
〔サムエル前書14章28節〕
28 ときたみのひとりこたへいひけるはなんぢ父󠄃ちゝかたくたみをちかはせて今日けふ食󠄃物しよくもつをくらふひと呪詛のろはれんといへこれよりたみつかれたり~(31) イスラエルびとかのペリシテびとうちてミクマシよりアヤロンにいたるしかしてたみはなはだつかれたり 〔サムエル前書14章31節〕
〔サムエル前書30章10節〕
10 すなはちダビデ四ひやくにんをひきゐて追󠄃おひゆきしがつかれてベソルがはをわたることあたはざるものひやくにんはとゞまれり
(12) すなはち一段ひときれほし無花果いちじくふたふさ乾葡萄ほしぶだうをこれにあたへたりかれくらひてそのふたゝびさはやかになれりかれは三日三夜みつかみよものをもくはずみづをものまざりしなり 〔サムエル前書30章12節〕
〔イザヤ書40章31節〕
31 しかはあれどヱホバを俟望󠄇まちのぞむものはあたらなるちからをえん またわしのごとくつばさをはりてのぼらん はしれどもつかれずあゆめどもうまざるべし

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弟子でしたちこたへてふ『このさびしきにては、何處いづこよりパンをて、この人々ひとびと飽󠄄かしむべき』
And his disciples answered him, From whence can a man satisfy these men with bread here in the wilderness?


From
〔民數紀略11章21節〕
21 モーセいひけるはともにをるたみそつのみにても六十まんありしかるになんぢわれかれらににくあたへて一月ひとつきあひだ食󠄃くはしめんといひたまふ~(23) ヱホバ、モーセにいひたまはくヱホバのみじかからんやわがことばなるしからざるとはなんぢいまこれをるあらん
〔民數紀略11章23節〕
〔列王紀略下4章42節〕
42 こゝにバアルシヤリシヤよりひときたはつのパンとおほむぎのパン二十とはたけはつものひとふくろとをかみひともとにもちいたりたればエリシヤ衆人ひと〴〵にあたへて食󠄃くらはしめよとふに~(44) すなはちこれをその前󠄃まへにそなへたればみな食󠄃くらふてなほあませりヱホバのことばのごとし 〔列王紀略下4章44節〕
〔列王紀略下7章2節〕
2 とき一人ひとりたいしやうすなはちわうのそのよれものかみひとこたへていひけるはよしやヱホバてんまどをひらきたまふも此事このことあるべけんやエリシヤいひけるはなんぢなんぢをもてこれされどこれを食󠄃くらふことはあらじ
〔詩篇78章19節〕
19 しかのみならずかれらはかみにさからひていへり かみ荒野あれのにてえんをまうけたまふをんや
〔詩篇78章20節〕
20 みよかみいはをうちたまへばみづほどばしりいでながれあぶれたり かてをもあたへたまふをんやかみはそのたみのためににくをそなへたまはんやと
〔マタイ傳15章33節〕
33 弟子でしたちふ『このさびしきにて、おほいなる群衆ぐんじゅう飽󠄄かしむべきおほくのパンを、何處いづこよりべき』
〔マルコ傳6章36節〕
36 人々ひとびとらしめ、周󠄃圍まはりさとまたむらきて、おのがために食󠄃物しょくもつはせたまへ』
〔マルコ傳6章37節〕
37 こたへてたまふ『なんぢら食󠄃物しょくもつあたへよ』弟子でしたちふ『われらきてひゃくデナリのパンをひ、これにあたへて食󠄃くらはすべきか』
〔マルコ傳6章52節〕
52 かれらはさきのパンのことをさとらず、かへつてこゝろにぶくなりしなり。
〔ヨハネ傳6章7節〕
7 ピリポこたへてふ『ひゃくデナリのパンありとも、人々ひとびとすこしづつくるになほらじ』~(9) 『ここに一人ひとり童子わらべあり、大麥おほむぎのパンいつつとちひささかなふたつとをもてり、れどおほくのひとにはなににからん』 〔ヨハネ傳6章9節〕

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イエスたまふ『パンいくつあるか』こたへて『なゝつ』といふ。
And he asked them, How many loaves have ye? And they said, Seven.


How
〔マタイ傳14章15節〕
15 ゆふべになりたれば、弟子でしたち御許みもときたりてふ『ここはさびしきところ、はやときおそし、群衆ぐんじゅうらしめ、村々むらむらきて、おのため食󠄃物しょくもつはせたまへ』~(17) 弟子でしたちふ『われらが此處ここにもてるは、ただいつつのパンとふたつのうをとのみ』 〔マタイ傳14章17節〕
〔マタイ傳15章34節〕
34 イエスたまふ『パンいくつあるか』かれらいふ『なゝつ、またちひさうをすこしあり』
〔マルコ傳6章38節〕
38 イエスたまふ『パンいくつあるか、きてよ』かれていふ『いつつ、またうをふたつあり』
〔ルカ傳9章13節〕
13 イエスたまふ『なんぢら食󠄃物しょくもつあたへよ』弟子でしたちふ『われらただいつつのパンとふたつのうをとあるのみ、おほくのひとのために、きてはねばほか食󠄃物しょくもつなし』

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イエス群衆ぐんじゅうめいじてせしめ、なゝつのパンをり、しゃしてこれき、弟子でしたちにあたへて群衆ぐんじゅう前󠄃まへにおかしむ。弟子でしたちすなはちその前󠄃まへにおく。
And he commanded the people to sit down on the ground: and he took the seven loaves, and gave thanks, and brake, and gave to his disciples to set before them; and they did set them before the people.


gave thanks
〔サムエル前書9章13節〕
13 なんぢまちにるときかれが崇邱たかをかにのぼりて食󠄃しよくくまへにたゞちちにかれにあはんかれまづ祭品そなへものしゆくしてしかるのちまねかれたるもの食󠄃くらふべきにりかれがきたるまではたみ食󠄃くらはざるなりゆゑなんぢらのぼれいまかれにあはんと
〔マタイ傳15章36節〕
36 なゝつのパンとうをとをり、しゃしてこれをさき弟子でしたちにあたたまへば、弟子でしたちこれ群衆ぐんじゅうあたふ。
〔マタイ傳26章26節〕
26 かれ食󠄃しょくしをるときイエス、パンをとり、しくしてさき、弟子でしたちにあたへてたまふ『りて食󠄃くらへ、これはからだなり』
〔マルコ傳6章41節〕
41 かくてイエスいつつのパンとふたつのうをとをり、てんあふぎてしくしパンをさき、弟子でしたちにわたして人々ひとびと前󠄃まへかしめ、ふたつのうををもひとごと分󠄃たまふ。~(44) パンを食󠄃くらひたるをとこせんにんなりき。
〔マルコ傳6章44節〕
〔ルカ傳24章30節〕
30 とも食󠄃事しょくじせききたまふとき、パンをりてしくし、きてあたたまへば、
〔ヨハネ傳6章11節〕
11 こゝにイエス、パンをりてしゃし、したる人々ひとびと分󠄃わかちあたへ、またさかなをもしかなして、そのほっするほどあたたまふ。
〔ヨハネ傳6章23節〕
23ときにテベリヤより數艘すうさうふねしゅしゃして人々ひとびとにパンを食󠄃くらはせたまひしところ近󠄃ちかくにきたる)
〔ロマ書14章6節〕
6 おもんずるものしゅのためにこれおもんず。食󠄃くらものしゅのために食󠄃くらふ、これかみ感謝かんしゃすればなり。食󠄃くらはぬものしゅのために食󠄃くらはず、かつかみ感謝かんしゃするなり。
〔コリント前書10章30節〕
30 もし感謝かんしゃして食󠄃しょくすることをせば、なんぞわが感謝かんしゃする所󠄃ところのものにきてそしらるることをせん。
〔コリント前書10章31節〕
31 さらば食󠄃くらふにもむにも何事なにごとをなすにも、すべかみ榮光えいくわうあらはすやうによ。
〔コロサイ書3章17節〕
17 また所󠄃ところすべてのことあるひはことばあるひは行爲おこなひみなしゅイエスのりてし、かれによりて父󠄃ちちなるかみ感謝かんしゃせよ。
〔テモテ前書4章3節〕
3 婚姻こんいんするをきんじ、食󠄃しょくつことをめいず。されど食󠄃しょくかみ造󠄃つくたまへるものにして、しんじかつ眞理しんりもの感謝かんしゃしてくべきものなり。~(5) そはかみことばいのりとによりて潔󠄄きよめらるるなり。
〔テモテ前書4章5節〕
to sit
〔マタイ傳14章18節〕
18 イエスたまふ『それをわれちきたれ』
〔マタイ傳14章19節〕
19 かく群衆ぐんじゅうめいじて、くさうへせしめ、いつつのパンとふたつのうをとをり、てんあふぎてしくし、パンをきて、弟子でしたちにあたたまへば、弟子でしたちこれ群衆ぐんじゅうあたふ。
〔マタイ傳15章35節〕
35 イエス群衆ぐんじゅうめいじてせしめ、
〔マタイ傳15章36節〕
36 なゝつのパンとうをとをり、しゃしてこれをさき弟子でしたちにあたたまへば、弟子でしたちこれ群衆ぐんじゅうあたふ。
〔マルコ傳6章39節〕
39 イエスすべてのひと組々くみぐみとなりて、あをくさうへすることをめいたまへば、
〔マルコ傳6章40節〕
40 あるひひゃくにん、あるひはじふにんうねのごとくならびてす。
〔ルカ傳9章14節〕
14 をとこおほよそせんにんゐたればなり。イエス弟子でしたちにひたまふ『人々ひとびとくみにしてじふにんづつせしめよ』
〔ルカ傳9章15節〕
15 かれそのごとくなして、人々ひとびとをみなせしむ。
〔ルカ傳12章37節〕
37 主人しゅじんきたるとき、さましをるをらるるしもべどもは幸福さいはひなるかな。われまことなんぢらにぐ、主人しゅじんおびしてしもべどもを食󠄃事しょくじせきかせ、進󠄃すゝみて給仕きふじすべし。
〔ヨハネ傳2章5節〕
5 ははしもべどもに『なににてもめいずるごとくせよ』とひおく。
〔ヨハネ傳6章10節〕
10 イエスひたまふ『人々ひとびとせしめよ』そのところおほくのくさありて人々ひとびとせしが、そのかずおほよそせんにんなりき。

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またちひさうをすこしばかりあり、しくしてこれをも、その前󠄃まへにおけとたまふ。
And they had a few small fishes: and he blessed, and commanded to set them also before them.


fishes
〔ルカ傳24章41節〕
41 かれら歡喜よろこびあまりしんぜずしてあやしめるとき、イエスひたまふ『此處ここなに食󠄃物しょくもつあるか』
〔ルカ傳24章42節〕
42 かれらあぶりたるうを一片ひときれささげたれば、
〔ヨハネ傳21章5節〕
5 イエスたまふ『どもよ、ものありしか』かれら『なし』とこたふ。
〔ヨハネ傳21章8節〕
8 ほか弟子でしたちはをかはなるること遠󠄄とほからず、わづか五十間ごじっけんばかりなりしかば、うをりたるあみ小舟こぶねにてきたり、
〔ヨハネ傳21章9節〕
9 をかのぼりてれば、炭火すみびありてそのうへさかなあり、又󠄂またパンあり。
he blessed
〔マタイ傳14章19節〕
19 かく群衆ぐんじゅうめいじて、くさうへせしめ、いつつのパンとふたつのうをとをり、てんあふぎてしくし、パンをきて、弟子でしたちにあたたまへば、弟子でしたちこれ群衆ぐんじゅうあたふ。
〔ルカ傳6章41節〕
41 なにゆゑ兄弟きゃうだいにある《[*]》ちりて、おのにある梁木うつばり認󠄃みとめぬか。[*或は「木屑」と譯す。]

前に戻る 【マルコ傳8章8節】

人々ひとびと食󠄃くらひて飽󠄄き、きたるあまりひろひしに、なゝつのかご滿ちたり。
So they did eat, and were filled: and they took up of the broken meat that was left seven baskets.


and were
〔詩篇107章8節〕
8 ねがはくはすべてのひとはヱホバのめぐみによりひとになしたまへるくすしき事跡みわざによりてヱホバを讃稱ほめたたへんことを
〔詩篇107章9節〕
9 ヱホバはかわきしたふ靈魂たましひをたらはせうゑたるたましひを嘉物よきものにてあかしめたまへばなり
〔詩篇145章16節〕
16 なんぢみてをひらきてもろもろのいけるものの願望󠄇ねがひをあかしめたまふ
〔マタイ傳16章10節〕
10 またなゝつのパンを四千しせんにん分󠄃わかちて、そのあまり幾籃いくかごひろひしかをおぼえぬか。
〔マルコ傳8章19節〕
19 いつつのパンをきて、せんにんあたへしとき、そのあまり幾筐いくかごひろひしか』弟子でしたちふ『十二じふに
〔マルコ傳8章20節〕
20なゝつのパンをきて四千しせんにんあたへしとき、そのあまり幾籃いくかごひろひしか』弟子でしたちふ『なゝつ』
〔ルカ傳1章53節〕
53 飢󠄄ゑたるものきものに飽󠄄かせ、 めるもの空󠄃むなしくらせたまふ。
〔ヨハネ傳6章11節〕
11 こゝにイエス、パンをりてしゃし、したる人々ひとびと分󠄃わかちあたへ、またさかなをもしかなして、そのほっするほどあたたまふ。~(13) すなはあつめたるに、いつつの大麥おほむぎのパンのきたるを食󠄃くらひしもののあまり十二じふにかご滿ちたり。 〔ヨハネ傳6章13節〕
〔ヨハネ傳6章27節〕
27 つるかてのためならで永遠󠄄とこしへ生命いのちにまでいたかてのためにはたらけ。これはひとなんぢらにあたへんとるものなり、父󠄃ちちなるかみいんしてかれあかしたまひたるにる』
〔ヨハネ傳6章32節〕
32 イエスたまふ『まことにまことなんぢらにぐ、モーセはてんよりのパンをなんぢらにあたへしにあらず、れど父󠄃ちちてんよりのまことのパンをあたへたまふ。~(35) イエスたまふ『われは生命いのちのパンなり、われにきたるもの飢󠄄ゑず、われしんずるものはいつまでもかわくことなからん。 〔ヨハネ傳6章35節〕
〔ヨハネ傳6章47節〕
47 まことまことに、なんぢらにぐ、しんずるもの永遠󠄄とこしへ生命いのちをもつ。~(58) てんよりくだりしパンは、先祖せんぞたちが食󠄃くらひてなほにしごときものにあらず、のパンを食󠄃くらふものは永遠󠄄とこしへきん』 〔ヨハネ傳6章58節〕
〔ヨハネ黙示録7章16節〕
16 かれらはかさねて飢󠄄ゑず、かさねてかわかず、ねつかれらををかすことなし。
〔ヨハネ黙示録7章17節〕
17 御座みくら前󠄃まへにいます羔羊こひつじは、かれらをぼくして生命いのちみづいづみにみちびき、かみかれらのよりすべてのなみだぬぐたまふべければなり』
they took
〔列王紀略上17章14節〕
14 はヱホバのあめおもてくだしたまふまではそのおけこなつきそのびんあぶらたえずとイスラエルのかみヱホバいひたまへばなりと~(16) ヱホバのエリヤによりいひたまひしことばのごとくおけこなつきびんあぶらたえざりき
〔列王紀略上17章16節〕
〔列王紀略下4章2節〕
2 エリシヤこれにいひけるはわれなんぢのためなにをなすべきやなんぢいへ如何いかなるものあるかわれにつげかれいひけるは僅少わづかあぶらのほかはなんぢしもめいへあるものなし~(7) こゝにおいてその婦󠄃をんなかみひとにいたりてかくとつげければかれいふゆきあぶらをうりてその負󠄅債おひめをつくのひその餘分󠄃あまりをもてなんぢなんぢ子等こら生計くらしをなすべしと
〔列王紀略下4章7節〕
〔列王紀略下4章42節〕
42 こゝにバアルシヤリシヤよりひときたはつのパンとおほむぎのパン二十とはたけはつものひとふくろとをかみひともとにもちいたりたればエリシヤ衆人ひと〴〵にあたへて食󠄃くらはしめよとふに~(44) すなはちこれをその前󠄃まへにそなへたればみな食󠄃くらふてなほあませりヱホバのことばのごとし 〔列王紀略下4章44節〕

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そのひとおほよそ四千しせんにんなりき。イエスかれらをかへし、
And they that had eaten were about four thousand: and he sent them away.


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たゞちに弟子でしたちとともふねりて、ダルマヌタの地方ちはうたまへり。

And straightway he entered into a ship with his disciples, and came into the parts of Dalmanutha.


Dalmanutha
無し
straightway
〔マタイ傳15章39節〕
39 イエス群衆ぐんじゅうをかへし、ふねりてマガダンの地方ちはうたまへり。

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パリサイびといできたりて、イエスとろんじはじめ、これこゝろみててんよりのしるしをもとむ。
And the Pharisees came forth, and began to question with him, seeking of him a sign from heaven, tempting him.


Pharisees
〔マタイ傳12章38節〕
38 こゝ學者がくしゃ・パリサイびとこたへてふ『よ、われらなんぢしるしんことをねがふ』
〔マタイ傳16章1節〕
1 パリサイびととサドカイびときたりてイエスをこゝろみ、てんよりのしるししめさんことを請󠄃ふ。~(4) 邪曲よこしまにして不義ふぎなるしるしもとむ、れどヨナのしるしほかしるしあたへられじ』かくかれらをはなれてたまひぬ。
〔マタイ傳16章4節〕
〔マタイ傳19章3節〕
3 パリサイびときたり、イエスをこゝろみてふ『なにゆゑにかかはらず、ひとそのつまいだすはきか』
〔マタイ傳21章23節〕
23 みやいたりてをしたまふとき、祭司長さいしちゃうたみ長老ちゃうらう御許みもときたりてふ『なに權威けんゐをもてこれことをなすか、がこの權威けんゐさづけしか』
〔マタイ傳22章15節〕
15 こゝにパリサイびとでて如何いかにしてかイエスをことばわなけんとあひはかり、
〔マタイ傳22章18節〕
18 イエスその邪曲よこしまなるをりてひたまふ『僞善者ぎぜんしゃよ、なんぞわれこゝろむるか。
〔マタイ傳22章23節〕
23 復活よみがへりなしといふサドカイびとら、その、みもとにきたひて
〔マタイ傳22章34節〕
34 パリサイびとら、イエスのサドカイびとらをもださしめたまひしことをきてあひあつまり、
〔マタイ傳22章35節〕
35 そのうちなる一人ひとり敎法師けうはふし、イエスをこゝろむるため
〔マルコ傳2章16節〕
16 パリサイびと學者がくしゃら、イエスの罪人つみびと取税人しゅぜいにんとともに食󠄃しょくたまふをて、その弟子でしたちにふ『なにゆゑ取税人しゅぜいにん罪人つみびととともに食󠄃しょくするか』
〔マルコ傳7章1節〕
1 パリサイびと學者がくしゃらとエルサレムよりきたりてイエスのもとあつまる。
〔マルコ傳7章2節〕
2 しかして、その弟子でしたちのうちに、潔󠄄きよからぬすなはあらはぬにて食󠄃事しょくじするもののあるをたり。
〔ルカ傳11章53節〕
53 此處ここよりたまへば、學者がくしゃ・パリサイびとはげしくせて樣々さまざまのことをなじりはじめ、
〔ルカ傳11章54節〕
54 そのくちより何事なにごとをかとらへんと待構まちかまへたり。
〔ヨハネ傳7章48節〕
48 つかさたち又󠄂またはパリサイびとのうちに一人ひとりだにかれしんぜしものありや、
seeking
〔ルカ傳11章16節〕
16 またあるものどもは、イエスをこゝろみんとててんよりのしるしもとむ。
〔ルカ傳12章54節〕
54 イエスまた群衆ぐんじゅうたまふ『なんぢらくも西にしより起󠄃おこるをれば、たゞちにふ「急󠄃雨はやさめきたらん」と、はたしてしかり。~(57) またなにゆゑみづからたゞしきことさだめぬか。 〔ルカ傳12章57節〕
〔ヨハネ傳4章48節〕
48 こゝにイエスたまふ『なんぢらしるし不思議ふしぎとをずば、しんぜじ』
〔ヨハネ傳6章30節〕
30 かれふ『さらばわれらがなんぢしんぜんために、なにしるしをなすか、なにおこなふか。
〔コリント前書1章22節〕
22 ユダヤびとしるし請󠄃ひ、ギリシヤびと智慧󠄄ちゑもとむ。
〔コリント前書1章23節〕
23 されどわれらは十字架じふじかけられたまひしキリストを宣傳のべつたふ。これはユダヤびと躓物つまづきとなり、異邦人いはうじんおろかとなれど、
tempting
〔出エジプト記17章2節〕
2 こゝをもてたみモーセとあらそひて我儕われらみづをあたへてのましめよモーセかれらにいひけるはなんぢなんわれとあらそふやなんぞヱホバをこゝろむるや
〔出エジプト記17章7節〕
7 かくてかれそのところをマッサと又󠄂またメリバとよべはイスラエルの子孫ひと〴〵あらそひしに又󠄂またそのヱホバはわれらのうちいますやいないひてヱホバをこゝろみしによるなり
〔申命記6章16節〕
16 なんぢマツサにおいてこゝろみしごとくなんぢかみヱホバをこゝろむるなかれ
〔マラキ書3章15節〕
15 いまわれらは驕傲たかぶるものを幸福さいはひなりととなふ またあくをおこなふものもさかんになり かみこゝろむるものすらもすくはると
〔マルコ傳12章15節〕
15 イエス詐僞いつはりなるをりて『なんぞわれこゝろむるか、デナリをきたりてわれせよ』とたまへば、
〔ルカ傳10章25節〕
25 よ、敎法師けうほふしちてイエスをこゝろみてふ『よ、われ永遠󠄄とこしへ生命いのちぐためにはなにをなすべきか』
〔使徒行傳5章9節〕
9 ペテロふ『なんぢらなにこゝろあはせてしゅ御靈みたまこゝろみんとせしか、よ、なんぢのをっとはうむりしものあし門口かどぐちにあり、なんぢをもまたかきいだすべし』
〔コリント前書10章9節〕
9 またかれのうちのあるものならひてわれしゅこゝろむべからず、しゅこゝろみしもの、へびほろぼされたり、

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イエスこゝろふかたんじてたまふ『なにゆゑいましるしもとむるか、まことなんぢらにぐ、しるしいまえてあたへられじ』
And he sighed deeply in his spirit, and saith, Why doth this generation seek after a sign? verily I say unto you, There shall no sign be given unto this generation.


There
〔マタイ傳12章39節〕
39 こたへてひたまふ『邪曲よこしまにして不義ふぎなるしるしもとむ、されど預言者よげんしゃヨナのしるしのほかにしるしあたへられじ。
〔マタイ傳12章40節〕
40 すなはち「ヨナが三日みっか三夜みよ大魚おほうをはらなかりし」ごとく、ひと三日みっか三夜みよなかるべきなり。
〔マタイ傳16章4節〕
4 邪曲よこしまにして不義ふぎなるしるしもとむ、れどヨナのしるしほかしるしあたへられじ』かくかれらをはなれてたまひぬ。
〔ルカ傳11章29節〕
29 群衆ぐんじゅうおしあつまれるとき、イエスでたまふ『いま邪曲よこしまなるにしてしるしもとむ。されどヨナのしるしのほかにしるしあたへられじ。
〔ルカ傳11章30節〕
30 ヨナがニネベのひとしるしとなりしごとく、ひともまたいましからん。
Why
〔マルコ傳6章6節〕
6 かれらの信仰しんかうなきをあやしみたまへり。
   かく村々むらむら巡󠄃めぐりてをしたまふ。
〔ルカ傳16章29節〕
29 アブラハムふ「かれらにはモーセと預言者よげんしゃとあり、これくべし」~(31) アブラハムふ「もしモーセと預言者よげんしゃとにかずば、たとひ死人しにんうちよりよみがへるものありとも、すゝめ納󠄃れざるべし」』 〔ルカ傳16章31節〕
〔ルカ傳22章67節〕
67 『なんぢしキリストならば、われらにへ』イエスたまふ『われふともなんぢしんぜじ、~(70) みないふ『さればなんぢかみなるか』こたたまふ『なんぢらのふごとくわれはそれなり』 〔ルカ傳22章70節〕
〔ヨハネ傳12章37節〕
37 かくおほくのしるし人々ひとびと前󠄃まへにおこなひたまひたれど、なほかれしんぜざりき。~(43) かれらはかみほまれよりもひとほまれでしなり。
〔ヨハネ傳12章43節〕
he sighed
〔イザヤ書53章3節〕
3 かれはあなどられてひとにすてられ 悲哀かなしみひとにして病患なやみをしれり またかほをおほひて避󠄃さくることをせらるるもののごとくあなどられたり われらもかれをたふとまざりき
〔マルコ傳3章5節〕
5 イエスそのこゝろ頑固かたくななるをうれひて、いか見囘みまはして、なえたるひとに『べよ』とたまふ。かれべたれば癒󠄄ゆ。
〔マルコ傳7章34節〕
34 てんあふぎてたんじ、そのひとむかひて『エパタ』とたまふ、ひらけよとの意󠄃こゝろなり。
〔マルコ傳9章19節〕
19 こゝかれらにたまふ『ああしんなきなるかな、われいつまでなんぢらとともにをらん、何時いつまでなんぢらを忍󠄄しのばん。そのもとれきたれ』
〔ルカ傳19章41節〕
41 すで近󠄃ちかづきたるとき、みやこやり、これがためにきてたまふ、
〔ヨハネ傳11章33節〕
33 イエスかれがり、ともきたりしユダヤびとるをて、こゝろいたかなしみてたまふ、~(38) イエスまたこゝろいためつつはかにいたりたまふ。はかほらにしていしきてふさげり。 〔ヨハネ傳11章38節〕

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かくかれらをはなれ、またふねりて彼方かなたたまふ。

And he left them, and entering into the ship again departed to the other side.


(Whole verse)
〔詩篇81章12節〕
12 このゆゑにわれかれらがこゝろのかたくななるにまかせ彼等かれらがその任意󠄃こころままにゆくにまかせたり
〔エレミヤ記23章33節〕
33 このたみまた預言者よげんしや又󠄂また祭司さいしなんぢとふてヱホバの重負󠄅おもになにぞやといはばなんぢ彼等かれらにこたへてヱホバの重負󠄅おもにわれ汝等なんぢらすてんとヱホバのいひたまひしことこれなりといふべし
〔ホセア書4章17節〕
17 エフライムは偶像ぐうざうにむすびつらなれりそのなすにまかせよ
〔ホセア書9章12節〕
12 假令たとひかれら子等こらそだつるともわれそのうしなひて遺󠄃のこひとなきにいたらしめんはなるるときかれらのわざはひおほいなるかな
〔ゼカリヤ書11章8節〕
8 われ一月ひとつき牧者ぼくしやにんたてわれこゝろかれらをいとひしが彼等かれらこゝろわれにくめり
〔ゼカリヤ書11章9節〕
9 われいへりわれなんぢらをやしなはじしぬものたゝるるものたゝ遺󠄃のこものたがひにそのにく食󠄃くらひあふべし
〔マタイ傳7章6節〕
6 聖󠄄せいなるものいぬあたふな。また眞珠しんじゅぶた前󠄃まへぐな。おそらくはあしにてみつけ、返󠄄かへりてなんぢらをみやぶらん。
〔マタイ傳15章14節〕
14 かれらをておけ、盲人めしひ手引てびきする盲人めしひなり、盲人めしひもし盲人めしひ手引てびきせば、二人ふたりとも穴󠄄あなちん』
〔ルカ傳8章37節〕
37 ゲラセネ地方ちはう民衆みんしゅう、みなイエスにたまはんことを請󠄃ふ。これおほいおそれたるなり。こゝにイエスふねりてかへたまふ。
〔ヨハネ傳8章21節〕
21 かくてまた人々ひとびとたまふ『われく、なんぢらわれ尋󠄃たづねん。されどおのつみのうちになん、わがくところになんぢきたることあたはず』
〔ヨハネ傳12章36節〕
36 ひかりとならんためにひかりのあるひかりしんぜよ』
   イエスこれのことをかたりてのち、かれらを避󠄃けてかくたまへり。
〔使徒行傳13章45節〕
45 れどユダヤびとはその群衆ぐんじゅうねたみ滿みたされ、パウロのかたることに逆󠄃さからひてのゝしれり。
〔使徒行傳13章46節〕
46 パウロとバルナバとはおくせずしてふ『かみことばなんぢらにかたるべかりしを、なんぢこれをしりぞけておのれ永遠󠄄とこしへ生命いのち相應ふさはしからぬものみづかさだむるによりて、よ、われてんじて異邦人いはうじんむかはん。
〔使徒行傳18章6節〕
6 しかるに、かれこれ逆󠄃さからひ、かつのゝしりたれば、パウロころもはらひてふ『なんぢらのなんぢらのかうべすべし、われ潔󠄄いさぎよし、いまより異邦人いはうじんかん』

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弟子でしたちパンをたづさふることをわすれ、ふねには唯一たゞひとつのほかパンなかりき。
Now the disciples had forgotten to take bread, neither had they in the ship with them more than one loaf.


had forgotten
〔マタイ傳16章5節〕
5 弟子でしたち彼方かなたきしいたりしに、パンをたづさふることをわすれたり。

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イエスかれらをいましめてひたまふ『つゝしみてパリサイびとのパンだねと、ヘロデのパンだねとにこゝろせよ』
And he charged them, saying, Take heed, beware of the leaven of the Pharisees, and of the leaven of Herod.


Take
〔箴言19章27節〕
27 わが哲言さときことばはなれしむるをしへくことをめよ
〔マタイ傳16章6節〕
6 イエスひたまふ『つゝしみてパリサイびととサドカイびととのパンだねこゝろせよ』
〔マタイ傳16章11節〕
11 ひしはパンのことにあらぬをなんさとらざる。たゞパリサイびととサドカイびととのパンだねにこゝろせよ』
〔マタイ傳16章12節〕
12 こゝ弟子でしたちイエスのこゝろせよとたまひしは、パンのたねにはあらで、パリサイびととサドカイびととのをしへなることをさとれり。
〔ルカ傳12章1節〕
1 そのとき無數むすうひとあつまりて、群衆ぐんじゅうふみふばかりなり。イエスまづ弟子でしたちにたまふ『なんぢら、パリサイびとのパンだねにこゝろせよ、これ僞善ぎぜんなり。
〔ルカ傳12章2節〕
2 おほはれたるものにあらはれぬはなく、かくれたるものにられぬはなし。
〔ルカ傳12章15節〕
15 かく人々ひとびとひたまふ『つゝしみてすべての慳貪むさぼりをふせげ、ひと生命いのち所󠄃有もちものゆたかなるにはらぬなり』
he charged
〔民數紀略27章19節〕
19 これを祭司さいしエレアザルと全󠄃ぜん會衆くわいしう前󠄃まへたゝせてかれらの前󠄃まへにてこれめいずることをなすべし~(23) そのをこれがうへこれめいずることをしヱホバのモーセをもてめいじたまへるごとくなせり 〔民數紀略27章23節〕
〔歴代志略上28章9節〕
9 わがソロモンよなんぢ父󠄃ちゝかみ完全󠄃まつたきこゝろをもてよろこいさんでこれつかへよヱホバは一切すべてこゝろさぐ一切すべて思想おもひさとりたまふなりなんぢもしこれもとめなばこれ遇󠄃あはされなんぢもしこれすてなばながなんぢすてたまはん
〔歴代志略上28章10節〕
10 されなんぢつゝしめよヱホバなんぢ選󠄄えらびて聖󠄄所󠄃きよきところとすべきいへたてさせんとたまへばこゝろつよくしてこれをなすべしと
〔歴代志略上28章20節〕
20 かくてダビデそのソロモンにいひけるはなんぢこゝろつよくしいさみてこれをおそるるなかをののくなかれヱホバかみわがかみなんぢとともにいまさんかれかならずなんぢはなれずなんぢすてなんぢをしてヱホバのいへ奉事つとめもろ〳〵わざ成終󠄃なしをへしめたまふべし
〔テモテ前書5章21節〕
21 われかみとキリスト・イエスと選󠄄えらばれたる御使みつかひたちとの前󠄃まへにておごそかになんぢめいず、何事なにごとをも偏󠄃かたよおこなはず、偏󠄃頗へんぱなくこれのことをまもれ、
〔テモテ前書6章13節〕
13 われすべてのものかしたまふかみのまへ、およびポンテオ・ピラトにむかひて言明いひあらはしをなしたまひしキリスト・イエスの前󠄃まへにてなんぢめいず。
〔テモテ後書2章14節〕
14 なんぢかれらにこれのことをおもひいださしめ、かつ言爭いさかひすることなきやうかみ前󠄃まへにておごそかにめいぜよ、言爭いさかひえきなくしてもの滅亡ほろびいたらしむ。
of Herod
〔マタイ傳22章15節〕
15 こゝにパリサイびとでて如何いかにしてかイエスをことばわなけんとあひはかり、~(18) イエスその邪曲よこしまなるをりてひたまふ『僞善者ぎぜんしゃよ、なんぞわれこゝろむるか。 〔マタイ傳22章18節〕
〔マルコ傳12章13節〕
13 かくてかれらイエスの言尾ことばじりをとらへて陷入おとしいれんために、パリサイびととヘロデたうとのうちより、數人すにん御許みもと遣󠄃つかはす。
the leaven of the
〔出エジプト記12章18節〕
18 正月しやうぐわつおいてそのつきの十四よひよりおなじつきの二十一にちよひまでなんぢたねいれぬパンを食󠄃くらへ~(20) なんぢたねいれたるものなにをも食󠄃くらふべからずすべなんぢらの居處すまひおいてはたねいれぬパンを食󠄃くらふべし
〔出エジプト記12章20節〕
〔レビ記2章11節〕
11 およ汝等なんぢらがヱホバにたづさへいたる素祭そさいすべたねいれてつくるべからず汝等なんぢらはヱホバにさゝぐ火祭くわさいうちたねまたはみついれやくべからず
〔コリント前書5章6節〕
6 なんぢらのほこりからず。すこしのパンだねの、こな團塊かたまりをみなふくれしむるをらぬか。~(8) さればわれらはふるきパンだねもちひず、またあく邪曲よこしまとのパンだねもちひず、眞實しんじつまこととのたねなしパンをもちひてまつりおこなふべし。
〔コリント前書5章8節〕

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弟子でしたちたがひに、これはパンゆゑならんとかたふ。
And they reasoned among themselves, saying, It is because we have no bread.


(Whole verse)
〔マタイ傳16章7節〕
7 弟子でしたちたがひに『《[*]》われらはパンをたづさへざりき』とかたふ。[*或は「これはパンを携へざりし故ならん」と譯す。]
〔マタイ傳16章8節〕
8 イエスこれりてたまふ『ああ信仰しんかううすきものよ、なにぞ《[*]》パンきことをかたふか。[*或は「パンなき故ならんと語り合ふか」と譯す。]
〔ルカ傳9章46節〕
46 こゝ弟子でしたちのうちに、たれおほいならんとの爭論あらそひおこりたれば、
〔ルカ傳20章5節〕
5 かれたがひろんじてふ『もし「てんより」とはば「なにゆゑかれをしんぜざりし」とはん。

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イエスりてひたまふ『なんぞパンゆゑならんとかたふか、いまらぬか、さとらぬか、なんぢらのこゝろなほにぶきか。
And when Jesus knew it, he saith unto them, Why reason ye, because ye have no bread? perceive ye not yet, neither understand? have ye your heart yet hardened?


knew
〔マルコ傳2章8節〕
8 イエスたゞちにかれがかくろんずるをこゝろさとりてたまふ『なにゆゑかゝることをこゝろろんずるか、
〔ヨハネ傳2章24節〕
24 れどイエスおのれかれらにまかたまはざりき。それはすべてのひとり、
〔ヨハネ傳2章25節〕
25 またひとうちにあることりたまへば、ひときてあかしするもの要󠄃えうせざるゆゑなり。
〔ヨハネ傳16章30節〕
30 われいまなんぢのたまはぬ所󠄃ところなく、またひとなんぢふをたまはぬことをる。これによりてなんぢかみよりできたりたまひしことをしんず』
〔ヨハネ傳21章17節〕
17 三度みたびいひたまふ『ヨハネのシモンよ、われを《[△]》あいするか』ペテロ三度みたび『われを《[△]》あいするか』とたまふをうれひてふ『しゅよ、りたまはぬところなし、わがなんぢを《[△]》あいすることは、なんぢりたまふ』イエスたまふ『わがひつじをやしなへ。[*と△と原語を異にす。]
〔ヘブル書4章12節〕
12 かみことば生命いのちあり、能力ちからあり、兩刃󠄃もろはつるぎよりもくして、精神せいしん靈魂たましひ關節󠄄ふしぶし骨髓こつずゐ透󠄃とほしてこれ割󠄅わかち、こゝろおもひ志望󠄇こゝろざしとをためすなり。
〔ヘブル書4章13節〕
13 また造󠄃つくられたるものひとつとしてかみ前󠄃まへあらはれぬはなし、よろづものわれらがかゝはれるかみのまへにはだかにてあらはるるなり。
〔ヨハネ黙示録2章23節〕
23 又󠄂またかれの子供こどもころさん、かくてもろもろの敎會けうくわいは、わがひとむらとこゝろとをきはむるものなるをるべし、われなんぢおのおのの行爲おこなひしたがひてむくいん。
perceive
〔イザヤ書63章17節〕
17 ヱホバよ何故なにゆゑにわれらをなんぢの道󠄃みちよりはなれまどはしめ我儕われらのこころを頑固かたくなにしてなんぢおそれざらしめたまふや ねがはくはなんぢの僕等しもべらのためになんぢの產業さんげふなる支派やからのためにかへりたまへ
〔マタイ傳15章17節〕
17 すべくちるものははらにゆき、遂󠄅つひかはやてらるることさとらぬか。
〔マタイ傳16章8節〕
8 イエスこれりてたまふ『ああ信仰しんかううすきものよ、なにぞ《[*]》パンきことをかたふか。[*或は「パンなき故ならんと語り合ふか」と譯す。]
〔マタイ傳16章9節〕
9 いまさとらぬか、いつつのパンをせんにん分󠄃わかちて、そのあまり幾籃いくかごひろひ、
〔マルコ傳3章5節〕
5 イエスそのこゝろ頑固かたくななるをうれひて、いか見囘みまはして、なえたるひとに『べよ』とたまふ。かれべたれば癒󠄄ゆ。
〔マルコ傳6章52節〕
52 かれらはさきのパンのことをさとらず、かへつてこゝろにぶくなりしなり。
〔マルコ傳16章14節〕
14 ののちじふいち弟子でし食󠄃しょくしをるときに、イエスあらはれて、おのよみがへりたるをものどものことばしんぜざりしにより、信仰しんかうなきと、こゝろ頑固かたくななるとをたまふ。
〔ルカ傳24章25節〕
25 イエスたまふ『ああおろかにして預言者よげんしゃたちのかたりたるすべてのことをしんずるにこゝろにぶものよ。
〔ヘブル書5章11節〕
11 これきてわれおほくのふべきことあれど、なんぢくににぶくなりたればかたし。
〔ヘブル書5章12節〕
12 なんぢらときることひさしければ、敎師けうしとなるべきものなるに、いままたかみことば初步しょほひとよりをしへられざるをず、なんぢらはかた食󠄃物しょくもつならで乳󠄃ちゝ要󠄃えうするものとなれり。

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ありてぬか、みゝありてかぬか。又󠄂またなんぢらおもでぬか、
Having eyes, see ye not? and having ears, hear ye not? and do ye not remember?


do
〔ペテロ後書1章12節〕
12 さればなんぢらはこれのことをり、すでけたる眞理しんりかたうせられたれど、われつねにこれのことおもいださせんとるなり。
see
〔申命記29章4節〕
4 しかるにヱホバ今日こんにちにいたるまでなんぢらのこゝろをしてさとることなくをしてることなくみゝをしてきくことなからしめたまへり
〔詩篇69章23節〕
23 そのをくらくしてみえしめず そのこしをつねにふるはしめたまへ
〔詩篇115章5節〕
5 その偶像ぐうざうくちあれどいはずあれどみず~(8) これをつくるものとこれに依賴よりたのむものとはみなこれにひとしからん 〔詩篇115章8節〕
〔イザヤ書6章9節〕
9 ヱホバいひたまはくゆきてこのたみにかくのごとくつげよ なんぢらきゝてきけよされどさとらざるべし てみよされどしらざるべしと
〔イザヤ書6章10節〕
10 なんぢこのたみのこころをにぶくしそのみゝをものうくし そのをおほへ おそらくはかれらそのにてそのみゝにてきき そのこゝろにてさとりひるがへりていやさるることあらん
〔イザヤ書42章18節〕
18 聾者みみしひよきけ 瞽者めしひをそそぎてみよ~(20) なんぢおほくのことをれども顧󠄃かへりみず みゝをひらけどもきかざるなり 〔イザヤ書42章20節〕
〔イザヤ書44章18節〕
18 これらのひとしることなくさとることなし そのふさがりてえず そのこゝろとぢてあきらかならず
〔エレミヤ記5章21節〕
21 おろかにして了知さとりなくあれどもえずみゝあれどもきこえざるたみよこれをきけ
〔マタイ傳13章14節〕
14 かくてイザヤの預言よげんは、かれらのうへ成就じゃうじゅす。いはく、 「なんぢらきてけどもさとらず、 れども認󠄃みとめず。
〔マタイ傳13章15節〕
15 たみこゝろにぶく、 みゝくにものうく、 ぢたればなり。 これにてみゝにてき、 こゝろにてさとり、ひるがへりて、 われいやさるることなからんためなり」
〔マルコ傳4章12節〕
12 これ「るときゆとも認󠄃みとめず、くとききこゆともさとらず、ひるがへりてゆるさるることなからん」ためなり』
〔ヨハネ傳12章40節〕
40かれらの暗󠄃くらくし、こゝろ頑固かたくなにしたまへり。 これにてこゝろにてさとり、 ひるがへりて、 われいやさるることなからんためなり』
〔使徒行傳28章26節〕
26汝等なんぢらこのたみきてへ、 なんぢらきてけどもさとらず、 れども認󠄃みとめず、
〔使徒行傳28章27節〕
27 このたみこゝろにぶく、 みみくにものうく、 ぢたればなり。 これにてみみにてき、 こゝろにてさとり、ひるがへりて われいやさるることなからんためなり」
〔ロマ書11章8節〕
8かみ今日こんにちいたるまでかれらにねむれるこゝろえぬきこえぬみゝあたたまへり』としるされたるがごとし。

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いつつのパンをきて、せんにんあたへしとき、そのあまり幾筐いくかごひろひしか』弟子でしたちふ『十二じふに
When I brake the five loaves among five thousand, how many baskets full of fragments took ye up? They say unto him, Twelve.


the five
〔マタイ傳14章17節〕
17 弟子でしたちふ『われらが此處ここにもてるは、ただいつつのパンとふたつのうをとのみ』~(21) 食󠄃くらひしものは、をんな子供こどもとをのぞきておほよせんにんなりき。
〔マタイ傳14章21節〕
〔マルコ傳6章38節〕
38 イエスたまふ『パンいくつあるか、きてよ』かれていふ『いつつ、またうをふたつあり』~(44) パンを食󠄃くらひたるをとこせんにんなりき。
〔マルコ傳6章44節〕
〔ルカ傳9章12節〕
12 かたぶきたれば、十二じふに弟子でしきたりてふ『群衆ぐんじゅうらしめ、周󠄃圍まはりむらまたさとにゆき、宿やどをとりて、食󠄃物しょくもつもとめさせたまへ。われらはかゝさびしき所󠄃ところるなり』~(17) かれらは食󠄃くらひてみな飽󠄄く。きたるあまりあつめしに十二じふにかごほどありき。
〔ルカ傳9章17節〕
〔ヨハネ傳6章5節〕
5 イエスをあげておほいなる群衆ぐんじゅうのきたるをてピリポにたまふ『われら何處いづこよりパンをひて、人々ひとびと食󠄃くらはすべきか』~(13) すなはあつめたるに、いつつの大麥おほむぎのパンのきたるを食󠄃くらひしもののあまり十二じふにかご滿ちたり。 〔ヨハネ傳6章13節〕

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なゝつのパンをきて四千しせんにんあたへしとき、そのあまり幾籃いくかごひろひしか』弟子でしたちふ『なゝつ』
And when the seven among four thousand, how many baskets full of fragments took ye up? And they said, Seven.


(Whole verse)
〔マタイ傳15章34節〕
34 イエスたまふ『パンいくつあるか』かれらいふ『なゝつ、またちひさうをすこしあり』~(38) 食󠄃くらひしものは、をんな子供こどもとをのぞきて四千しせんにんなりき。 〔マタイ傳15章38節〕
〔マルコ傳8章1節〕
1 そのころまたおほいなる群衆ぐんじゅうにて食󠄃くらふべきものなかりしかば、イエス弟子でしたちをしてたまふ、~(9) そのひとおほよそ四千しせんにんなりき。イエスかれらをかへし、 〔マルコ傳8章9節〕

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イエスひたまふ『いまさとらぬか』

And he said unto them, How is it that ye do not understand?


How
〔詩篇94章8節〕
8 たみのなかなる無知しれものよ なんぢらさとれ おろかなるものよ いづれのときにかかしこからん
〔マタイ傳16章11節〕
11 ひしはパンのことにあらぬをなんさとらざる。たゞパリサイびととサドカイびととのパンだねにこゝろせよ』
〔マタイ傳16章12節〕
12 こゝ弟子でしたちイエスのこゝろせよとたまひしは、パンのたねにはあらで、パリサイびととサドカイびととのをしへなることをさとれり。
〔マルコ傳6章52節〕
52 かれらはさきのパンのことをさとらず、かへつてこゝろにぶくなりしなり。
〔マルコ傳8章12節〕
12 イエスこゝろふかたんじてたまふ『なにゆゑいましるしもとむるか、まことなんぢらにぐ、しるしいまえてあたへられじ』
〔マルコ傳8章17節〕
17 イエスりてひたまふ『なんぞパンゆゑならんとかたふか、いまらぬか、さとらぬか、なんぢらのこゝろなほにぶきか。
〔マルコ傳9章19節〕
19 こゝかれらにたまふ『ああしんなきなるかな、われいつまでなんぢらとともにをらん、何時いつまでなんぢらを忍󠄄しのばん。そのもとれきたれ』
〔ヨハネ傳14章9節〕
9 イエスたまふ『ピリポ、われかくひさしくなんぢらとともりしに、われらぬか。われもの父󠄃ちちしなり、如何いかなれば「われらに父󠄃ちちしめせ」とふか。
〔コリント前書6章5節〕
5 わがふはなんぢらをはづかしめんとてなり。なんぢのうちに兄弟きゃうだいうちのことをさばかしこきもの一人ひとりだになく、
〔コリント前書15章34節〕
34 なんぢらめてただしうせよ、つみをかすな。なんぢのうちにかみらぬものあり、ふはなんぢらをはづかしめんとてなり。

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かれ遂󠄅つひにベツサイダにいたる。人々ひとびと盲人めしひをイエスにきたりて、さはたまはんことをねがふ。
And he cometh to Bethsaida; and they bring a blind man unto him, and besought him to touch him.


Bethsaida
〔マタイ傳11章21節〕
21禍害󠄅わざはひなるかな、コラジンよ、禍害󠄅わざはひなるかな、ベツサイダよ、なんぢらのうちにておこなひたる能力ちからあるわざをツロとシドンとにておこなひしならば、かれらははや荒布あらぬの灰󠄃はひなかにて悔改くいあらためしならん。
〔マルコ傳6章45節〕
45 イエスたゞちに、弟子でしたちをひてふねらせ、みづか群衆ぐんじゅう返󠄄かへに、彼方かなたなるベツサイダにさきかしむ。
〔ルカ傳9章10節〕
10 使徒しとたちかへりきて、ししこと具󠄄つぶさにイエスにぐ。イエスかれらをたづさへてひそかにベツサイダといふまち退󠄃しりぞきたまふ。
〔ルカ傳10章13節〕
13 禍害󠄅わざはひなるかな、コラジンよ、禍害󠄅わざはひなるかな、ベツサイダよ、なんぢらのうちにておこなひたる能力ちからあるわざを、ツロとシドンとにておこなひしならば、かれらははや荒布あらぬのをき、灰󠄃はひのなかにして、悔改くいあらためしならん。
〔ヨハネ傳1章44節〕
44 ピリポはアンデレとペテロとのまちなるベツサイダのひとなり。
〔ヨハネ傳12章21節〕
21 ガリラヤなるベツサイダのピリポにきたり、請󠄃ひてふ『きみよ、われらイエスにまみえんことをねがふ』
they bring
〔マルコ傳2章3節〕
3 ここに四人よにんになはれたる中風ちゅうぶもの人々ひとびとつれきたる。
〔マルコ傳6章55節〕
55 あまねくあたりをせまはり、そのいますと處々ところどころに、わづらものとこのままつれきたる。
〔マルコ傳6章56節〕
56 そのいたりたまふところには、むらにても、まちにても、さとにても、めるもの市場いちばにおきて、御衣みころもふさにだにさはらしめたまはんことをねがふ。さはりしものは、みないやされたり。
to touch
〔マタイ傳8章3節〕
3 イエスをのべ、かれにつけて『わが意󠄃こゝろなり、潔󠄄きよくなれ』とたまへば、癩病らいびゃうただちに潔󠄄きよまれり。
〔マタイ傳8章15節〕
15 そのさはたまへば、ねつり、をんなおきてイエスにつかふ。
〔マタイ傳9章29節〕
29 こゝにイエスかれらのさはりてひたまふ『なんぢらの信仰しんかうのごとくなんぢらにれ』
〔マルコ傳5章27節〕
27 イエスのことをききて、群衆ぐんじゅうにまじり、うしろきたりて、御衣みころもにさはる、~(29) かくいづみ、ただちにかわき、やまひのいえたるをおぼえたり。 〔マルコ傳5章29節〕

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イエス盲人めしひをとりて、むらそとき、そのつばきし、御手みてをあてて『なにかゆるか』とたまへば、
And he took the blind man by the hand, and led him out of the town; and when he had spit on his eyes, and put his hands upon him, he asked him if he saw ought.


by the
〔イザヤ書51章18節〕
18 なんぢのうめるもろもろののなかになんぢをみちびくものなく なんぢのそだてたるもろもろのなかにてなんぢのをたづさふるものなし
〔エレミヤ記31章32節〕
32 この契󠄅約けいやくわがかれらの先祖せんぞをとりてエジプトのよりこれを導󠄃みちびきいだせしたてしところのごときにあらずわれかれらをめとりたれどもかれらはそのわが契󠄅約けいやくやぶれりとヱホバいひたまふ
〔使徒行傳9章8節〕
8 サウロより起󠄃きてをあけたれどなにえざれば、ひとそのをひきてダマスコに導󠄃みちびきゆきしに、
〔ヘブル書8章9節〕
9 この契󠄅約けいやくわれかれらの先祖せんぞりて、 エジプトのより導󠄃みちびいだししときてし所󠄃ところごときにあらず。 かれらは契󠄅約けいやくとゞまらず、 われかれらを顧󠄃かへりみざりしなり」と、しゅいひたまふ。
out
〔イザヤ書44章2節〕
2 なんぢを創造󠄃さうざうし なんぢを胎內はらのうちにつくり又󠄂またなんぢをたすくるヱホバ如此かくいひたまふ わがしもベヤコブよわがえらみたるヱシュルンよおそるるなかれ
〔マルコ傳7章33節〕
33 イエス群衆ぐんじゅうなかより、かれをひとりいだし、その兩耳りゃうみゝゆびをさしれ、またつばきしてしたさはり、
spit
〔ヨハネ傳9章6節〕
6 かくひてつばきし、つばきにてどろをつくり、これ盲人めしひにぬりてたまふ、
〔ヨハネ傳9章7節〕
7 『ゆきてシロアム(けば遣󠄃つかはされたるもの)のいけにてあらへ』すなはちゆきてあらひたれば、ゆることをかへれり。
〔ヨハネ黙示録3章18節〕
18 われなんぢにすゝむ、なんぢわれよりにてりたるきんひてめ、しろころもひてまとひ、なんぢの裸體はだかはぢあらはさざれ、眼藥めぐすりひてなんぢり、ることをよ。

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げてふ『ひとる、それはごとものあるくがゆ』
And he looked up, and said, I see men as trees, walking.


I see
〔士師記9章36節〕
36 ガアルたみてゼブルにいひけるはたみやま峰々みね〳〵よりくだるとゼブルこれこたへてなんぢやまかげひとすのみといふ
〔イザヤ書29章18節〕
18 その聾者みみしひはこのふみのことばをきき盲者めしひはくらきよりやみよりみることをべし
〔イザヤ書32章3節〕
3 るもののはくらまず きくもののみゝはかたぶけきくをうべし
〔コリント前書13章9節〕
9 それわれらのるところ全󠄃まったからず、われらの預言よげん全󠄃まったからず。~(12) いまわれらはかゞみをもてるごとくるところおぼろなり。れど、かのときにはかほあはせてあひん。いまわがるところ全󠄃まったからず、れど、かのときにはられたるごと全󠄃まったるべし。 〔コリント前書13章12節〕

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また御手みてをそのにあてたまへば、視凝みつめたるに、癒󠄄えてすべてのものあきらかにえたり。
After that he put his hands again upon his eyes, and made him look up: and he was restored, and saw every man clearly.


and saw
〔箴言4章18節〕
18 義者ただしきもの途󠄃みち旭光あさひのごとし いよいよ光輝かがやきをましてひる正午もなかにいたる
〔マタイ傳13章12節〕
12 それたれにても、てるひとあたへられて愈々いよいよゆたかならん。れどたぬひとは、そのてるものをもらるべし。
〔ピリピ書1章6節〕
6 われなんぢらのうちわざはじたまひしものの、キリスト・イエスのまでこれ全󠄃まったうしたまふべきことを確信かくしんす。
〔ペテロ前書2章9節〕
9 されどなんぢらは選󠄄えらばれたるやからわうなる祭司さいし潔󠄄きよ國人くにびとかみけるたみなり、これなんぢらを暗󠄃黑くらきよりして、おのれたへなるひかりたまひしものほまれあらはさせんためなり。
〔ペテロ後書3章18節〕
18 ますますわれらのしゅなる救主すくひぬしイエス・キリストの恩寵めぐみしゅ知識ちしきとに進󠄃すゝめ。ねがはくはいまおよび永遠󠄄とこしへまでも榮光えいくわうかれにらんことを。

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かくて『むらにもるな』とひて、そのいへかへたまへり。

And he sent him away to his house, saying, Neither go into the town, nor tell it to any in the town.


Neither
〔マタイ傳8章4節〕
4 イエスたまふ『つつしみてたれにもかたるな、ただきておのれ祭司さいしせ、モーセがめいじたる供物そなへものさゝげて、人々ひとびとあかしせよ』
〔マタイ傳9章30節〕
30 すなはかれらのあきたり。イエスきびしくいましめてひたまふ『つゝしみてたれにもらすな』
〔マタイ傳12章16節〕
16 かつわれひとらすなといましたまへり。
〔マルコ傳5章43節〕
43 イエスことたれにもれぬやうにせよと、かたかれらをいましめ、また食󠄃物しょくもつむすめあたふることをめいたまふ。
〔マルコ傳7章36節〕
36 イエスたれにもぐなと人々ひとびといましめたまふ。れどいましむるほどかへつて愈々いよいよひろめたり。

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イエス弟子でしたちとピリポ・カイザリヤの村々むらむらでゆき、途󠄃みちにて弟子でしたちにひてひたまふ『人々ひとびとわれたれふか』
And Jesus went out, and his disciples, into the towns of Caesarea Philippi: and by the way he asked his disciples, saying unto them, Whom do men say that I am?


and by
〔ルカ傳9章18節〕
18 イエス人々ひとびとはなれていの居給ゐたまふとき、弟子でしたちともにをりしにひてひたまふ『群衆ぐんじゅうわれたれといふか』
〔ルカ傳9章19節〕
19 こたへてふ『バプテスマのヨハネ、あるひとはエリヤ、あるひといにしへの預言者よげんしゃ一人ひとり、よみがへりたりとふ』
〔ルカ傳9章20節〕
20 イエスたまふ『なんぢらはわれたれふか』ペテロこたへてふ『かみのキリストなり』
the towns
〔マタイ傳16章13節〕
13 イエス、ピリポ・カイザリヤの地方ちはうにいたり、弟子でしたちにひてひたまふ『人々ひとびとひとたれふか』~(20) こゝにイエスおのがキリストなることたれにもぐなと弟子でしたちをいましたまへり。
〔マタイ傳16章20節〕

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こたへてふ『バプテスマのヨハネ、あるひとはエリヤ、あるひと預言者よげんしゃ一人ひとり
And they answered, John the Baptist: but some say, Elias; and others, One of the prophets.


Elias
〔マラキ書4章5節〕
5 よヱホバのおほいなるおそるべききたるまへにわれ預言者よげんしやエリヤをなんぢらにつかはさんかれ父󠄃ちゝこゝろにその子女こどもこゝろおもはせ 子女こどもこゝろにその父󠄃ちゝをおもはしめん きたりてのろひをもてうつことなからんためなり
〔マルコ傳9章11節〕
11 かくてイエスにひてふ『學者がくしゃたちは、なにゆゑエリヤまづきたるべしとふか』~(13) されどわれなんぢらにぐ、エリヤはすできたれり。しかるにかれきてしるされたるごとく、人々ひとびとこゝろのままにこれあしらへり』
〔マルコ傳9章13節〕
〔ヨハネ傳1章21節〕
21 またふ『さらばなに、エリヤなるか』こたふ『しからず』ふ『かの預言者よげんしゃなるか』こたふ『いな』
Elijah
〔ヨハネ傳1章21節〕
21 またふ『さらばなに、エリヤなるか』こたふ『しからず』ふ『かの預言者よげんしゃなるか』こたふ『いな』
John
〔マタイ傳14章2節〕
2 侍臣じしんどもにふ『これバプテスマのヨハネなり。かれ死人しにんうちよりよみがへりたり、ればこそこれ能力ちからそのうちはたらくなれ』
〔マタイ傳16章14節〕
14 かれいふ『あるひとはバプテスマのヨハネ、あるひとはエリヤ、あるひとはエレミヤ、また預言者よげんしゃ一人ひとり
〔マルコ傳6章14節〕
14 かくてイエスのあらはれたれば、ヘロデわうききてふ『バプテスマのヨハネ、死人しにんうちよりよみがへりたり。このゆゑこれ能力ちからそのうちはたらくなり』~(16) ヘロデきてふ『わが首斬くびきりしヨハネ、かれよみがへりたるなり』 〔マルコ傳6章16節〕
〔ルカ傳9章7節〕
7 さて國守こくしゅヘロデ、ありしすべてのことをききて周󠄃章あわてまどふ。あるひとはヨハネ死人しにんうちよりよみがへりたりといひ、~(9) ヘロデふ『ヨハネはわれすでに首斬くびきりたり、しかるにかゝことのきこゆるひとたれなるか』かくてイエスをんことをもとめゐたり。
〔ルカ傳9章9節〕

前に戻る 【マルコ傳8章29節】

またたまふ『なんぢらはわれたれふか』ペテロこたへてふ『なんぢはキリストなり』
And he saith unto them, But whom say ye that I am? And Peter answereth and saith unto him, Thou art the Christ.


But
〔マタイ傳16章15節〕
15 かれらにひたまふ『なんぢらはわれたれふか』
〔マルコ傳4章11節〕
11 イエスたまふ『なんぢらにはかみくに奧義おくぎあたふれど、そとものには、すべたとへにてをしふ。
〔ルカ傳9章20節〕
20 イエスたまふ『なんぢらはわれたれふか』ペテロこたへてふ『かみのキリストなり』
〔ペテロ前書2章7節〕
7 さればしんずるなんぢらには、尊󠄅たふときなれど、しんぜぬものには『造󠄃家者いへつくりらのてたるいしは、すみ首石おやいしとなれる』にて、
Thou
〔マタイ傳16章16節〕
16 シモン・ペテロこたへてふ『なんぢはキリスト、けるかみなり』
〔ヨハネ傳1章41節〕
41 このひとまづ兄弟きゃうだいシモンに遇󠄃ひ『われらメシヤ(けばキリスト)に遇󠄃へり』とひて、~(49) ナタナエルこたふ『ラビ、なんぢはかみなり、なんぢはイスラエルのわうなり』 〔ヨハネ傳1章49節〕
〔ヨハネ傳4章42節〕
42 かくてをんなふ『いまわれらのしんずるはなんぢのかたることばによるにあらず、したしくきて、これはまこと救主すくひぬしなりとりたるゆゑなり』
〔ヨハネ傳6章69節〕
69 又󠄂またわれらはしんじ、かつる、なんぢはかみ聖󠄄者しゃうじゃなり』
〔ヨハネ傳11章27節〕
27 かれいふ『しゅしかり、われなんぢはきたるべきキリスト、かみなりとしんず』
〔使徒行傳8章37節〕
37 [なし]《[*]》[*異本「ピリポいふ、汝全󠄃き心にて信ぜばよし。答へていふ、我イエス・キリストを神の子なりと信ず」とあり。]
〔使徒行傳9章20節〕
20 たゞちにしょ會堂くわいだうにて、イエスのかみなることをべたり。
〔ヨハネ第一書4章15節〕
15 おほよそイエスをかみひあらはすものかみかれにり、かれかみる。
〔ヨハネ第一書5章1節〕
1 おほよそイエスをキリストとしんずるものは、かみよりうまれたるなり。おほよそこれたまひしかみあいするものは、かみよりうまれたるものをもあいす。

前に戻る 【マルコ傳8章30節】

イエスおのがことをたれにもぐなとかれらをいましたまふ。
And he charged them that they should tell no man of him.


(Whole verse)
〔マタイ傳16章20節〕
20 こゝにイエスおのがキリストなることたれにもぐなと弟子でしたちをいましたまへり。
〔マルコ傳7章36節〕
36 イエスたれにもぐなと人々ひとびといましめたまふ。れどいましむるほどかへつて愈々いよいよひろめたり。
〔マルコ傳8章26節〕
26 かくて『むらにもるな』とひて、そのいへかへたまへり。
〔マルコ傳9章9節〕
9 やまをくだるとき、イエスかれらに、ひとの、死人しにんうちよりよみがへるまでは、しことをたれにもかたるなといましたまふ。
〔ルカ傳9章21節〕
21 イエスかれらをいましめて、これたれにもげぬやうにめいじ、かつたま

前に戻る 【マルコ傳8章31節】

かくひとかならおほくの苦難くるしみをうけ、長老ちゃうらう祭司長さいしちゃう學者がくしゃらにてられ、かつころされ、三日みっかのちよみがへるべきことをしへはじめ、
And he began to teach them, that the Son of man must suffer many things, and be rejected of the elders, and of the chief priests, and scribes, and be killed, and after three days rise again.


and after
〔ホセア書6章2節〕
2 ヱホバは二日ふつかののちわれらむいきかへし三日みつかにわれらを起󠄃たゝせたまはん われらその前󠄃まへにていき
〔ヨナ書1章17節〕
17 さてヱホバすでにおほいなるうをそなへおきてヨナをのましめたまへり ヨナは三日三夜みつかみようをはらなかにありき
〔マタイ傳12章40節〕
40 すなはち「ヨナが三日みっか三夜みよ大魚おほうをはらなかりし」ごとく、ひと三日みっか三夜みよなかるべきなり。
〔ヨハネ傳2章19節〕
19 こたへてたまふ『なんぢらの《[*]》みやをこぼて、われ三日みっかあひだこれ起󠄃おこさん』[*或は「聖󠄄所󠄃」と譯す。]
〔コリント前書15章4節〕
4 またはうむられ、聖󠄄書せいしょおうじて三日みっかめによみがへり、
he began
〔マタイ傳16章21節〕
21 このときよりイエス・キリスト、弟子でしたちに、おのれのエルサレムにきて、長老ちゃうらう祭司長さいしちゃう學者がくしゃらよりおほくの苦難くるしみけ、かつころされ、三日みっかめによみがへるべきことしめはじめたまふ。
〔マタイ傳17章22節〕
22 かれらガリラヤにつどひをるとき、イエスひたまふ『ひとひとわたされ、
〔マタイ傳20章17節〕
17 イエス、エルサレムにのぼらんとたまふとき、ひそか十二じふに弟子でし近󠄃ちかづけて、途󠄃みちすがらたまふ、~(19) また嘲弄てうろうし、むちうち、十字架じふじかにつけんため異邦人いはうじんわたさん、かくかれ三日みっかめによみがへるべし』
〔マタイ傳20章19節〕
〔マルコ傳9章31節〕
31 これは弟子でしたちにをしへをなし、かつ『ひと人々ひとびとにわたされ、人々ひとびとこれをころし、ころされて、三日みっかののちよみがへるべし』とたまふがゆゑなり。
〔マルコ傳9章32節〕
32 弟子でしたちはそのことばさとらず、またことおそれたり。
〔マルコ傳10章33節〕
33よ、われらエルサレムにあがる。ひと祭司長さいしちゃう學者がくしゃらにわたされん。かれさだめて、異邦人いはうじんわたさん。
〔マルコ傳10章34節〕
34 異邦人いはうじん嘲弄てうろうし、つばきし、むちうち、遂󠄅つひころさん、かくかれ三日みっかのちよみがへるべし』
〔ルカ傳9章22節〕
22ひとかならおほくの苦難くるしみをうけ、長老ちゃうらう祭司長さいしちゃう學者がくしゃらにてられ、かつころされ、三日みっかめによみがへるべし』
〔ルカ傳18章31節〕
31 イエス十二じふに弟子でし近󠄃ちかづけてひたまふ『よ、われらエルサレムにのぼる。ひとにつき預言者よげんしゃたちによりてしるされたるすべてのことは、遂󠄅げらるべし。~(34) 弟子でしたちこれのことをひとつだにさとらず、ことばかれらにかくれたれば、そのたまひしことをらざりき。
〔ルカ傳18章34節〕
〔ルカ傳24章6節〕
6 かれ此處ここいまさず、よみがへりたまへり。なほガリラヤに居給ゐたまへるとき、如何いかかたたまひしかをおもでよ。
〔ルカ傳24章7節〕
7 すなはち「ひとかならつみあるひとわたされ、十字架じふじかにつけられ、かつ三日みっかめによみがへるべし」とたまへり』
〔ルカ傳24章26節〕
26 キリストはかならこれらの苦難くるしみけて、榮光えいくわうるべきならずや』
〔ルカ傳24章44節〕
44 またたまふ『これらのことは、がなほなんぢらとともりしときかたりて、われきモーセの律法おきて預言者よげんしゃおよびへんしるされたるすべてのことは、かなら遂󠄅げらるべしとひし所󠄃ところなり』
rejected
〔サムエル前書8章7節〕
7 ヱホバ、サムエルにいひたまひけるはたみのすべてなんぢにいふところのことばをなんぢすつるにあらずわれわれをしてそのわうとならざらしめんとするなり
〔サムエル前書10章19節〕
19 しかるになんぢらおのれを患難なやみ難苦くるしみのうちよりすくひいだしたるなんぢらのかみかついなわれらにわうをたてよといへり是故このゆえにいま汝等なんぢら支派わかれぐんにしたがひてヱホバのまへにいで
〔詩篇118章22節〕
22 工師いへつくりのすてたるいしはすみの首石おやいしとなれり
〔イザヤ書53章3節〕
3 かれはあなどられてひとにすてられ 悲哀かなしみひとにして病患なやみをしれり またかほをおほひて避󠄃さくることをせらるるもののごとくあなどられたり われらもかれをたふとまざりき
〔マタイ傳21章42節〕
42 イエスひたまふ『聖󠄄書せいしょに、 「造󠄃家者いへつくりらのてたるいしは、 これぞすみ首石おやいしとなれる、 これしゅによりてれるにて、 われらのにはくすしきなり」とあるをなんぢいままぬか。
〔マルコ傳12章10節〕
10 なんぢ聖󠄄書せいしょに 「造󠄃家者いへつくりらのてたるいしは、 これぞすみ首石おやいしとなれる。
〔ルカ傳17章25節〕
25 れどひとおほくの苦難くるしみけ、かついまてらるべきなり。
〔ヨハネ傳12章48節〕
48 われて、ことばけぬものさばものあり、わがかたれることばこそ終󠄃をはりこれさばくなれ。
〔使徒行傳3章13節〕
13 アブラハム、イサク、ヤコブのかみ、われらの先祖せんぞかみは、そのしもべイエスに榮光えいくわうあらしめたまへり。なんぢこのイエスをわたし、ピラトのこれゆるさんとさだめしを、前󠄃まへにていなみたり。~(15) 生命いのちきみころしたれど、かみはこれを死人しにんうちよりよみがへらせたまへり、われらは證人しょうにんなり。 〔使徒行傳3章15節〕
〔使徒行傳7章35節〕
35 かれらが「たれが、なんぢててつかさまた審判󠄄さばきひととせしぞ」とひてこばみしのモーセを、かみしばのなかにあらはれたる御使みつかひにより、つかさまた《[*]》救人すくひてとして遣󠄃つかはたまへり。[*或は「贖人」と譯す。]
〔使徒行傳7章51節〕
51 項强うなじこはくしてこゝろみみとに割󠄅禮かつれいなきものよ、なんぢらはつね聖󠄄せいれい逆󠄃さからふ、その先祖せんぞたちのごとなんぢらもしかり。
〔使徒行傳7章52節〕
52 なんぢらの先祖せんぞたちは預言者よげんしゃのうちのたれをか迫󠄃害󠄅はくがいせざりし。かれらは義人ぎじんきたるをあらかじめげしものころし、なんぢらはいまこの義人ぎじんり、かつころものとなれり。

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ことをあらはにかたたまふ。こゝにペテロ、イエスをかたへにひきていましでたれば、
And he spake that saying openly. And Peter took him, and began to rebuke him.


Peter
〔マタイ傳16章22節〕
22 ペテロ、イエスをかたへにひきいましでてふ『しゅよ、《[*]》しかあらざれ、ことなんぢに起󠄃おこらざるべし』[*原語「汝に憐みあれ」との義なり。]
〔マルコ傳4章38節〕
38 イエスはともかたしとねまくらとしてねたまふ。弟子でしたち起󠄃おこしてふ『よ、われらのほろぶるを顧󠄃かへりたまはぬか』
〔ルカ傳10章40節〕
40 マルタ饗應もてなしのことおほくしてこゝろいりみだれ、御許みもと進󠄃すゝみよりてふ『しゅよ、わが姉妹しまいわれを一人ひとりのこしてはたらかするを、なにともおもたまはぬか、かれめいじてわれたすけしめたまへ』
〔ヨハネ傳13章6節〕
6 かくてシモン・ペテロにいたたまへば、かれいふ『しゅよ、なんぢわがあしあらたまふか』~(8) ペテロふ『永遠󠄄とこしへあしをあらひたまはざれ』イエスこたたまふ『われもしなんぢあらはずば、なんぢわれと關係かゝはりなし』 〔ヨハネ傳13章8節〕
openly
〔ヨハネ傳16章25節〕
25 われこれらのことたとへにてかたりたりしが、またたとへにてかたらず、明白あらは父󠄃ちちのことをなんぢらにぐるとききたらん。
〔ヨハネ傳16章29節〕
29 弟子でしたちふ『よ、いま明白あらはかたりていさゝかもたとへをいひたまはず。

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イエス振反ふりかへりて弟子でしたちを、ペテロをいましめてたまふ『サタンよ、わがうしろ退󠄃しりぞけ、なんぢかみのことをおもはず、かへつてひとのことをおもふ』
But when he had turned about and looked on his disciples, he rebuked Peter, saying, Get thee behind me, Satan: for thou savourest not the things that be of God, but the things that be of men.


Get
〔創世記3章4節〕
4 へび婦󠄃をんないひけるは汝等なんぢらかならずしぬことあらじ~(6) 婦󠄃をんなみれ食󠄃くらふ美麗うるはしくかつ智慧󠄄かしこからんがためしたはしきなるによりて遂󠄅つひその果實とり食󠄃くらまたこれおのれともなるをつとあたへければかれ食󠄃くらへり 〔創世記3章6節〕
〔ヨブ記2章10節〕
10 しかるにかれはこれになんぢいふところはおろかなる婦󠄃をんないふところにたり われかみより福祉さいはひうくるなれば災禍わざはひをもまたうけざるをんやと 此事このことにおいてはヨブまつたくそのくちびるをもてつみをかさざりき
〔マタイ傳4章10節〕
10 こゝにイエスたまふ『サタンよ、退󠄃しりぞけ「しゅなるなんぢかみはいし、ただこれにのみつかまつるべし」としるされたるなり』
〔ルカ傳4章8節〕
8 イエスこたへてひたまふ『「しゅなるなんぢかみはいし、ただこれにのみつかふべし」としるされたり』
〔コリント前書5章5節〕
5 かくのごときものをサタンにわたさんとす、これそのにくほろぼされて、れいしゅイエスのすくはれんためなり。
he rebuked
〔レビ記19章17節〕
17 なんぢこゝろなんぢ兄弟きやうだいにくむべからずかならなんぢとなりびと勸戒いましむべしかれゆゑによりてつみにうくるなか
〔サムエル後書19章22節〕
22 ダビデいひけるはなんぢらゼルヤのなんぢらのあづかるところにあらず爾等なんぢら今日けふわれてきとなる今日けふあにイスラエルのうちにてひところすべけんやわれあにわが今日けふイスラエルのわうとなりたるをしらざらんやと
〔詩篇141章5節〕
5 義者ただしきものわれをうつともわれはこれをいつくしみとしそのわれをせむるをかしらのあぶらとせん わがかしらはこれをいなまず かれらが禍害󠄅わざはひにあふときもわがいのりはたえじ
〔箴言9章8節〕
8 嘲笑者あざけるものむることなかれ おそらくはかれなんぢをにくまん 智慧󠄄ちゑあるものをせめよ かれなんぢをあいせん
〔箴言9章9節〕
9 智慧󠄄ちゑあるものさづけよ かれはますます智慧󠄄ちゑをえん 義者ただしきものをしへよ かれ知識ちしき進󠄃すゝまん
〔マタイ傳15章23節〕
23 されどイエス一言ひとことこたたまはず。弟子でしたちきた請󠄃ひてふ『をんなかへしたまへ、われらのあとよりさけぶなり』
〔ルカ傳9章55節〕
55 イエス顧󠄃かへりみてかれらを《[*]》いましめ、[*異本「戒めて言ひ給ふ、汝らはおのが心の如何なるかを知らぬなり。人の子は、人の生命を亡さんとにあらで、之を救はんとて來れり」の句あり。]
〔テモテ前書5章20節〕
20 つみをかせるものをばすべて前󠄃まへにてめよ、これほかひとをもおそれしめんためなり。
〔テトス書1章13節〕
13 このあかしまことなり。さればなんぢきびしくかれらをめよ、
〔ヨハネ黙示録3章19節〕
19 すべてわがあいするものは、われこれをいましめ、これこらす。このゆゑに、なんぢはげみて悔改くいあらためよ。
savourest
〔マタイ傳6章31節〕
31 さらばなに食󠄃くらひ、なにみ、なにんとておもわづらふな。
〔マタイ傳6章32節〕
32 これみな異邦人いはうじんせつもとむる所󠄃ところなり。なんぢらのてん父󠄃ちちすべてこれらのものなんぢらに必要󠄃ひつえうなるをたまふなり。
〔ロマ書8章5節〕
5 にくにしたがふものにくことをおもひ、れいにしたがふものれいことをおもふ。~(8) またにくものかみよろこばすことあたはざるなり。 〔ロマ書8章8節〕
〔ピリピ書3章19節〕
19 かれらの終󠄃をはり滅亡ほろびなり。おのがはらかみとなし、おのはぢ光榮くわうえいとなし、ただことのみをおもふ。
〔ヤコブ書3章15節〕
15 かゝ智慧󠄄ちゑうへよりくだるにあらず、ぞくし、情󠄃じゃうよくぞくし、惡鬼あくきぞくするものなり。~(18) 平󠄃和へいわをおこなふもの平󠄃和へいわをもてくにるなり。 〔ヤコブ書3章18節〕
〔ペテロ前書4章1節〕
1 キリスト肉體にくたいにて苦難くるしみたまひたれば、なんぢらもまたおなじこゝろをもてみづかよろへ。――肉體にくたいにて苦難くるしみくるものつみむるなり――
〔ヨハネ第一書2章15節〕
15 なんぢらをもにあるものをもあいすな。ひともしあいせば、御父󠄃みちちあいするあいそのうちになし。
turned
〔マルコ傳3章5節〕
5 イエスそのこゝろ頑固かたくななるをうれひて、いか見囘みまはして、なえたるひとに『べよ』とたまふ。かれべたれば癒󠄄ゆ。
〔マルコ傳3章34節〕
34 かく周󠄃圍まはりする人々ひとびと見囘みまはしてひたまふ『よ、これははは、わが兄弟きゃうだいなり。
〔ルカ傳22章61節〕
61 しゅ振反ふりかへりてペテロにをとめたまふ。ここにペテロしゅの『今日けふにはとり前󠄃まへに、なんぢ三度みたびわれをいなまん』とたまひし御言みことばおもひいだし、

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かく群衆ぐんじゅう弟子でしたちとともせてひたまふ『ひともしわれしたがきたらんとおもはば、おのれをすて、おの十字架じふじか負󠄅ひてわれしたがへ。
And when he had called the people unto him with his disciples also, he said unto them, Whosoever will come after me, let him deny himself, and take up his cross, and follow me.


Whosoever
〔マタイ傳5章29節〕
29 もしみぎなんぢをつまづかせば、くじいだしててよ、五體ごたいひとほろびて、全󠄃身ぜんしんゲヘナにれられぬはえきなり。
〔マタイ傳5章30節〕
30 もしみぎなんぢをつまづかせば、りててよ、五體ごたいひとほろびて、全󠄃身ぜんしんゲヘナにかぬはえきなり。
〔マタイ傳7章13節〕
13 せまもんよりれ、ほろびにいたるもんおほきく、そのみちひろく、これよりものおほし。
〔マタイ傳7章14節〕
14 生命いのちにいたるもんせまく、そのみちほそく、これいだものすくなし。
〔マタイ傳16章24節〕
24 こゝにイエス弟子でしたちにひたまふ『ひともしわれしたがきたらんとおもはば、おのれをすて、おの十字架じふじか負󠄅ひて、われしたがへ。
〔マルコ傳9章43節〕
43 もしなんぢなんぢをつまづかせば、これれ、不具󠄄かたはにて生命いのちるは、兩手りゃうてありて、ゲヘナの消󠄃えぬくよりも勝󠄃まさるなり。~(48)彼處かしこにては、そのうじつきず、消󠄃えぬなり」 〔マルコ傳9章48節〕
〔ルカ傳13章24節〕
24 イエス人々ひとびとひたまふ『ちからつくしてせまもんよりれ。われなんぢらにぐ、らんこともとめてあたはぬものおほからん。
〔ルカ傳14章27節〕
27 またおの十字架じふじか負󠄅ひてわれしたがものならでは、弟子でしるをず。
〔ルカ傳14章33節〕
33 かくのごとくなんぢらのうちその一切すべて所󠄃有もちもの退󠄃しりぞくるものならでは、弟子でしとなるをず。
〔ロマ書15章1節〕
1 われらつよものはおのれをよろこばせずして、ちからなきもの弱󠄃よわき負󠄅ふべし。~(3) キリストだにおのれよろこばせたまはざりき。しるして『なんぢをそしものそしりわれおよべり』とあるがごとし。 〔ロマ書15章3節〕
〔コリント前書8章13節〕
13 このゆゑに、もし食󠄃物しょくもつわが兄弟きゃうだいつまづかせんには、兄弟きゃうだいつまづかせぬために、われ何時いつまでもにく食󠄃くらはじ。
〔コリント前書9章19節〕
19 われすべてのひとたいして自主じしゅものなれど、さらおほくのひとんために、みづかすべてのひと奴隷どれいとなれり。
〔ピリピ書3章7節〕
7 されどさきえきたりしことはキリストのためにそんおもふにいたれり。
〔テトス書2章12節〕
12 敬虔けいけんよくとをてて、謹愼つゝしみ正義たゞしき敬虔けいけんとをもて過󠄃すごし、
called
〔マルコ傳7章14節〕
14 さら群衆ぐんじゅうせてたまふ『なんぢらみなわれにきてさとれ。
〔ルカ傳9章23節〕
23 また一同いちどうものひたまふ『ひともしわれしたがきたらんとおもはば、おのれをすて、日々ひゞおのが十字架じふじか負󠄅ひてわれしたがへ。
〔ルカ傳20章45節〕
45 たみみなききをるうちにて、イエス弟子でしたちにたまふ、
follow
〔民數紀略14章24節〕
24 たゞしわがしもべカルブはそのこゝろことにしてわれ全󠄃まつたしたがひたればかれゆきたりしわれかれを導󠄃みちびきいらんその子孫しそんこれをたもつにいたるべし
〔列王紀略上14章8節〕
8 くにをダビデのいへよりはなしてこれなんぢあたへたるになんぢわがしもべダビデの命令めいれいまもりていつしんわれしたがたゞわが適󠄄かなことのみをなせしがごとくならずして
〔ルカ傳14章26節〕
26ひともしわれきたりて、その父󠄃ちちははつま兄弟きゃうだい姉妹しまいおの生命いのちまでも憎にくまずば、弟子でしとなるをず。
〔ルカ傳18章22節〕
22 イエスこれをききてひたまふ『なんぢなほらぬことひとつあり、なんぢてるものを、ことごとくりて貧󠄃まづしきもの分󠄃わかあたへよ、らば財寶たからてんん。かつきたりてわれしたがへ』
〔ヨハネ傳10章27節〕
27 わがひつじはわがこゑをきき、われかれらをり、かれらはわれしたがふ。
〔ヨハネ傳13章36節〕
36 シモン・ペテロふ『しゅよ、何處いづこにゆきたまふか』イエスこたたまふ『わがところに、なんぢいましたがふことあたはず。されどのちしたがはん』
〔ヨハネ傳13章37節〕
37 ペテロふ『しゅよ、いましたがふことあたはぬはなにゆゑぞ、われなんぢのために生命いのちてん』
〔ヨハネ傳21章19節〕
19 これペテロが如何いかなるにてかみ榮光えいくわうあらはすかをしめしてたまひしなり。ひてのちかれにたまふ『われにしたがへ』
〔ヨハネ傳21章20節〕
20 ペテロ振反ふりかへりてイエスのあいしたまひし弟子でししたがふをる。これはさき夕餐󠄃ゆふげのとき御胸みむねりかかりて『しゅよ、なんぢをうるものたれか』とひし弟子でしなり。
〔ヘブル書13章13節〕
13 さればわれらはかれはぢ負󠄅ひ、陣營ぢんえいよりでてその御許みもとくべし。
〔ペテロ後書1章14節〕
14 そはわれらのしゅイエス・キリストのわれしめたまへるごとく、われわが幕屋まくや脫󠄁ることの速󠄃すみやかなるをればなり。
〔ヨハネ第一書3章16節〕
16 しゅわれらのため生命いのちてたまへり、これによりてあいといふことをりたり、我等われらもまた兄弟きゃうだいのために生命いのちつべきなり。
take
〔マタイ傳10章38節〕
38 又󠄂またおのが十字架じふじかをとりてわれしたがはぬものは、われ相應ふさはしからず。
〔マタイ傳27章32節〕
32 そのづるとき、シモンといふクレネびとにあひしかば、ひてこれにイエスの十字架じふじかをおはしむ。
〔マルコ傳10章21節〕
21 イエスかれをとめ、いつくしみてたまふ『なんぢひとつをく、きてなんぢてるものを、ことごとくりて、貧󠄃まづしきものほどこせ、さらば財寶たからてんん。かつきたりてわれしたがへ』
〔ヨハネ傳19章17節〕
17 かれらイエスを受取うけとりたれば、イエスおのれ十字架じふじか負󠄅ひて髑髏されかうべ(ヘブルにてゴルゴダ)といふところでゆきたまふ。
〔使徒行傳14章22節〕
22 弟子でしたちのこゝろかたうし信仰しんかうとゞまらんことをすゝめ、またわれらがおほくの艱難なやみかみくにるべきことををしふ。
〔ロマ書6章6節〕
6 われらはる、われらのふるひと、キリストととも十字架じふじかにつけられたるは、つみからだほろびて、ののちつみつかへざらんためなるを。
〔ロマ書8章17節〕
17 もしたらば世嗣よつぎたらん、かみ嗣子よつぎにしてキリストととも世嗣よつぎたるなり。これはキリストとともに榮光えいくわうけんために、その苦難くるしみをもともくるにる。
〔コリント前書4章9節〕
9 われおもふ、かみ使徒しとたるわれらをさだめられしもののごとく、しりへものとしてたまへり。じつわれらは宇宙うちうのもの、すなは御使みつかひにも、衆人ひとびとにも、觀物みものにせられたるなり。~(13) そしらるるときはすゝめをなせり。われらはいまいたるまで塵芥あくたのごとく、よろづものあかのごとくられたり。
〔コリント前書4章13節〕
〔コリント前書15章31節〕
31 兄弟きゃうだいよ、われらのしゅイエス・キリストにりて、なんぢにつきてるほこりによりてちかひ、われ日々ひゞすとふ。
〔ガラテヤ書2章20節〕
20 われキリストととも十字架じふじかにつけられたり。最早もはやわれくるにあらず、キリストうちりてくるなり。いまわれ肉體にくたいりてくるは、われあいしてがためにおのたまひしかみしんずるにりてくるなり。
〔ガラテヤ書5章24節〕
24 キリスト・イエスにぞくするものにくとともに情󠄃じゃうよくとを十字架じふじかにつけたり。
〔ガラテヤ書6章14節〕
14 れどわれにはわれらのしゅイエス・キリストの十字架じふじかのほかにほこ所󠄃ところあらざれ。これによりてわれたいして十字架じふじかにつけられたり、たいするもまたしかり。
〔ピリピ書3章10節〕
10 キリストとその復活よみがへりちからとをり、又󠄂またそのならひてかれ苦難くるしみにあづかり、
〔コロサイ書1章24節〕
24 われいまなんぢらのためくる苦難くるしみよろこび、又󠄂またキリストのからだなる敎會けうくわいのためにをもてキリストの患難なやみけたるをおぎなふ。
〔コロサイ書3章5節〕
5 さればにある肢體したい、すなはち淫行いんかう汚穢けがれ情󠄃じゃうよくあくよく・また慳貪むさぼりころせ、慳貪むさぼり偶像ぐうざう崇拜すうはいなり。
〔テサロニケ後書3章11節〕
11 所󠄃ところによれば、なんぢのうちにみだりあゆみてなにわざをもなさず、徒事むだごとにたづさはるものありと。
〔ペテロ前書4章1節〕
1 キリスト肉體にくたいにて苦難くるしみたまひたれば、なんぢらもまたおなじこゝろをもてみづかよろへ。――肉體にくたいにて苦難くるしみくるものつみむるなり――
〔ペテロ前書4章13節〕
13 かへつてキリストの苦難くるしみあづかれば、あづかるほどよろこべ、なんぢらかれ榮光えいくわうあらはれんときにもよろこたのしまんためなり。
〔ヨハネ黙示録2章10節〕
10 なんぢけんとする苦難くるしみおそるな、よ、惡魔󠄃あくまなんぢらをこゝろみんとて、なんぢらのうちあるものひとやれんとす。なんぢ十日とをかのあひだ患難なやみけん、なんぢいたるまで忠實ちゅうじつなれ、らばわれなんぢに生命いのち冠冕かんむりあたへん。

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おの生命いのちすくはんとおもものは、これをうしなひ、ためまた福音󠄃ふくいんためおの生命いのちをうしなふものは、これすくはん。
For whosoever will save his life shall lose it; but whosoever shall lose his life for my sake and the gospel's, the same shall save it.


for
〔マタイ傳5章10節〕
10 幸福さいはひなるかな、のためにめられたるもの天國てんこくはそのひとのものなり。~(12) よろこびよろこべ、てんにてなんぢらのむくいおほいなり。なんぢより前󠄃さきにありし預言者よげんしゃたちをも、めたりき。
〔マタイ傳5章12節〕
〔マタイ傳10章22節〕
22 又󠄂またなんぢらのためにすべてのひと憎にくまれん。されど終󠄃をはりまで忍󠄄しのぶものはすくはるべし。
〔マタイ傳19章29節〕
29 またおほよのためにあるひいへあるひ兄弟きゃうだい、あるひは姉妹しまい、あるひは父󠄃ちちあるひははあるひあるひ田畑たはたつるもの數倍すうばいけ、また永遠󠄄とこしへ生命いのちがん。
〔ルカ傳6章22節〕
22 ひとなんぢらを憎にくみ、ひとのために遠󠄄とほざけそしなんぢらのしとしててなば、なんぢ幸福さいはひなり。
〔ルカ傳6章23節〕
23 そのには、よろこ躍󠄃をどれ。よ、てんにてなんぢらのむくいおほいなり、かれらの先祖せんぞ預言者よげんしゃたちにししも、くありき。
〔ヨハネ傳15章20節〕
20 わがなんぢらに「しもべはその主人しゅじんよりおほいならず」とげしことばをおぼえよ。ひともしわれめしならば、なんぢをもめ、わがことばまもりしならば、なんぢらのことばをもまもらん。
〔ヨハネ傳15章21節〕
21 すべてこれのことをゆゑなんぢらにさん、それはわれ遣󠄃つかはたまひしものらぬにる。
〔使徒行傳9章16節〕
16 われかれにのために如何いかおほくの苦難くるしみくるかをしめさん』
〔コリント前書9章23節〕
23 われ福音󠄃ふくいんのためにすべてのことをなす、これわれとも福音󠄃ふくいんあづからんためなり。
〔コリント後書12章10節〕
10 このゆゑわれはキリストのため微弱󠄃よわき恥辱はづかしめ艱難なやみ迫󠄃害󠄅はくがい苦難くるしみ遭󠄃ふことをよろこぶ、そはわれよわきときつよければなり。
〔テモテ後書1章8節〕
8 さればなんぢわれらのしゅあかしをなすことしゅ囚人めしうどたるわれとをはぢとすな、ただかみ能力ちからしたがひて福音󠄃ふくいんのためにわれとともに苦難くるしみ忍󠄄しのべ。
〔ペテロ前書4章12節〕
12 あいするものよ、なんぢらをこゝろみんとてきたれるのごとき試煉こゝろみことなることとしてあやしまず、~(16) されどしキリステアンたるをもて苦難くるしみけなば、これづることなく、かへつてによりてかみあがめよ。 〔ペテロ前書4章16節〕
will save
〔エステル書4章11節〕
11 わうしよしんがよびわうしよしうたみみなをとこにもあれをんなにもあれすべめされずしてうちにはいりわうにいたるものかならころさるべきひとつ法律おきてあり されどわうこれに金圭きんけいのぶればいくるをべし かくてわれこの三十にちわうにいたるべきめしをかうむらざるなり~(16) なんぢきシユシヤンにをるユダヤびとをことごとくあつめてわがために斷食󠄃だんじきせよ 三日みつかあひだよるひるとも食󠄃くらふこともむこともするなかれ われとわが侍女こしもともおなじく斷食󠄃だんじきせん しかしてわれ法律おきてにそむくことなれどもわうにいたらん われもししぬべくばしぬべし 〔エステル書4章16節〕
〔エレミヤ記26章20節〕
20 又󠄂また前󠄃さきにヱホバのをもて預言よげんせしひとありすなはちキリヤテヤリムのシマヤのウリヤなりかれヱレミヤのすべていへるごとくこのまちとこのにむかひて預言よげんせり~(24) ときにシヤパンのアヒカム、ヱレミヤをたすけこれをたみにわたしてころさざらしむ 〔エレミヤ記26章24節〕
〔マタイ傳10章39節〕
39 生命いのちものは、これをうしなひ、がために生命いのちうしなものは、これをべし。
〔マタイ傳16章25節〕
25 おの生命いのちすくはんとおもものは、これをうしなひ、がために、おの生命いのちをうしなふものは、これべし。
〔ルカ傳9章24節〕
24 おの生命いのちすくはんとおもものこれうしなひ、がためにおの生命いのちうしなふそのひとこれすくはん。
〔ルカ傳17章33節〕
33 おほよそおの生命いのち全󠄃まったうせんとするものは、これをうしなひ、うしなものは、これをたもつべし。
〔ヨハネ傳12章25節〕
25 おの生命いのちあいするものは、これをうしなひ、このにてその生命いのち憎にくものは、これたもちて永遠󠄄とこしへ生命いのちいたるべし。
〔ヨハネ傳12章26節〕
26 ひともしわれつかへんとせば、われしたがへ、わがところわれつかふるものもまたるべし。ひともしわれつかふることをせば、父󠄃ちちこれをたふとたまはん。
〔使徒行傳20章24節〕
24 れどわれわがはしるべき道󠄃程みちのりしゅイエスよりけしつとめ、すなはちかみめぐみ福音󠄃ふくいんあかしすることとをはたさんためにはもとより生命いのちをもおもんぜざるなり。
〔使徒行傳21章13節〕
13 そのときパウロこたふ『なんぢらなになげきてこゝろくじくか、われエルサレムにて、しゅイエスののために、たゞしばらるるのみかは、ぬることをも覺悟かくごせり』
〔テモテ後書2章11節〕
11 こゝしんずべきことばあり『我等われらもしかれともにたるものならば、かれともくべし。~(13) われらは眞實しんじつならずとも、かれえず眞實しんじつにましませり、かれおのれいなたまふことあたはざればなり』
〔テモテ後書2章13節〕
〔テモテ後書4章6節〕
6 われいま供物そなへものとしてそゝがんとす、わがるべきとき近󠄃ちかづけり。~(8) いまよりのち冠冕かんむりわがためそなはれり。かのいたりてたゞしき審判󠄄さばきぬしなるしゅ、これをわれたまはん、たゞわれのみならず、すべてその顯現あらはれしたものにもたまふべし。
〔テモテ後書4章8節〕
〔ヘブル書11章35節〕
35 をんなにたるもの復活よみがへり、あるひとさら勝󠄃まさりたる復活よみがへりんために、ゆるさるることをねがはずして極刑きょくけいあまんじたり。
〔ヨハネ黙示録2章10節〕
10 なんぢけんとする苦難くるしみおそるな、よ、惡魔󠄃あくまなんぢらをこゝろみんとて、なんぢらのうちあるものひとやれんとす。なんぢ十日とをかのあひだ患難なやみけん、なんぢいたるまで忠實ちゅうじつなれ、らばわれなんぢに生命いのち冠冕かんむりあたへん。
〔ヨハネ黙示録7章14節〕
14 われいふ『わがしゅよ、なんぢれり』かれふ『かれらはおほいなる患難なやみよりできたり、羔羊こひつじおのころもあらひてしろくしたるものなり。
〔ヨハネ黙示録12章11節〕
11 しかして兄弟きゃうだいたちは羔羊こひつじおのあかしことばとによりて勝󠄃ち、いたるまでおの生命いのちをしまざりき。

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ひと全󠄃世界ぜんせかいまうくとも、おの生命いのちそんせば、なにえきあらん、
For what shall it profit a man, if he shall gain the whole world, and lose his own soul?


profit
〔ヨブ記22章2節〕
2 ひとかみえきすることをえんや 智人かしこきひとたゞみづからえきする而已のみなるぞかし
〔マラキ書3章14節〕
14 なんぢらはいへらくかみ服󠄃事つかふることは徒然いたづらなり われらその命令いひつけをまもりかつ萬軍ばんぐんのヱホバの前󠄃まへかなしみてあゆみたりとてなにえきあらんや
〔ロマ書6章21節〕
21 そのときいまはぢとする所󠄃ところことによりてなにしか、これらのことはてなり。
〔ヘブル書11章24節〕
24 信仰しんかうりてモーセはひとりしときパロのむすめとなへらるるをいなみ、~(26) キリストにそしりはエジプトの財寶たからにまさるおほいなるとみおもへり、これむくい望󠄇のぞめばなり。 〔ヘブル書11章26節〕
〔ヤコブ書1章9節〕
9 ひく兄弟きゃうだいは、おのがたかくせられたるをよろこべ。~(11) あつかぜきてくさらせば、はなちてそのうるはしき姿すがたほろぶ。めるものもまたかくのごとく、その途󠄃みち半󠄃なかばにしておのれまづ消󠄃きえせん。
〔ヤコブ書1章11節〕
what
〔ヨブ記2章4節〕
4 サタン、ヱホバにこたへていひけるはかはをもてかはかふるなればひとはその一切すべて所󠄃有物もちものをもておのれ生命いのちふべし
〔詩篇49章17節〕
17 かれのしぬるときはなにひとつたづさへゆくことあたはず そのさかえはこれにしたがひてくだることをせざればなり
〔詩篇73章18節〕
18 まことになんぢはかれらをなめらかなるところにおきかれらを滅亡ほろびにおとしいれたまふ~(20) しゆよなんぢをさましてかれらがざうをかろしめたまはんときはゆめみしひとさめたるがごとし 〔詩篇73章20節〕
〔マタイ傳4章8節〕
8 惡魔󠄃あくままたイエスをいとたかやまにつれゆき、のもろもろのくにと、その榮華えいぐわとをしめしてふ、~(10) こゝにイエスたまふ『サタンよ、退󠄃しりぞけ「しゅなるなんぢかみはいし、ただこれにのみつかまつるべし」としるされたるなり』 〔マタイ傳4章10節〕
〔マタイ傳16章26節〕
26 ひと全󠄃世界ぜんせかいまうくとも、おの生命いのちそんせば、なにえきあらん、又󠄂またその生命いのちしろなにあたへんや。
〔ルカ傳9章25節〕
25 ひと全󠄃世界ぜんせかいまうくともおのれをうしなひおのれそんせば、なにえきあらんや。
〔ルカ傳12章19節〕
19 かくてわが《[*]》靈魂たましひはん、靈魂たましひよ、多年たねん過󠄃すごすにおほくのものたくはへたれば、やすんぜよ、飮食󠄃のみくひせよ、たのしめよ」[*或は「生命」と譯す。]
〔ルカ傳12章20節〕
20 しかるにかみかれに「おろかなるものよ、今宵󠄃こよひなんぢの靈魂たましひとらるべし、らばなんぢそなへたるものは、がものとなるべきぞ」とたまへり。
〔ルカ傳16章19節〕
19 めるひとあり、紫色むらさきころも細布ほそぬのとをて、日々ひびおごたのしめり。~(23) 黄泉よみにて苦惱くるしみうちよりげてはるかにアブラハムと懷裏ふところにをるラザロとをる。 〔ルカ傳16章23節〕
〔ピリピ書3章7節〕
7 されどさきえきたりしことはキリストのためにそんおもふにいたれり。~(9) これキリストを、かつ律法おきてによるおのならで、たゞキリストをしんずる信仰しんかうによる、すなはち信仰しんかうもとづきてかみよりたまはたもち、キリストにるを認󠄃みとめられ、 〔ピリピ書3章9節〕
〔ヨハネ黙示録18章7節〕
7 かれがみづか尊󠄅たふとび、みづからおごりしとおなじほどの苦難くるしみ悲歎かなしみとをこれあたへよ。かれこゝろのうちに「われは女王にょわうくらゐするものにして寡婦󠄃やもめにあらず、けっして悲歎かなしみざるべし」とふ。
〔ヨハネ黙示録18章8節〕
8 このゆゑに、さまざまの苦難くるしみ一日いちにちのうちにかれにきたらん、すなは悲歎かなしみ饑饉ききんとなり。かれまたにてつくされん、かれさばきたまふしゅなるかみつよければなり。

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ひとその生命いのちしろなにあたへんや。
Or what shall a man give in exchange for his soul?


(Whole verse)
〔詩篇49章7節〕
7 たれ一人ひとりおのが兄弟はらからをあがなふことあたはずこれがために贖價あがなひしろかみにささげ
〔詩篇49章8節〕
8 -9 これをとこしへに生存いかながらへしめてくちざらしむることあたはず(靈魂たましひをあがなふにはつひえいとおほくして此事このことをとこしへに捨置すておかざるをざればなり)
〔ペテロ前書1章18節〕
18 なんぢらが先祖せんぞたちよりつたはりたるむなしき行狀ぎゃうじゃうよりあがなはれしは、ぎんきんのごときつるものるにあらず、
〔ペテロ前書1章19節〕
19 きずなく汚點しみなき羔羊こひつじごときキリストのたふとることをればなり。

前に戻る 【マルコ傳8章38節】

不義ふぎなる、つみふかいまにて、われまたはことばづるものをば、ひともまた、父󠄃ちち榮光えいくわうをもて、聖󠄄せいなる御使みつかひたちとともきたらんときづべし』
Whosoever therefore shall be ashamed of me and of my words in this adulterous and sinful generation; of him also shall the Son of man be ashamed, when he cometh in the glory of his Father with the holy angels.


adulterous
〔マタイ傳12章39節〕
39 こたへてひたまふ『邪曲よこしまにして不義ふぎなるしるしもとむ、されど預言者よげんしゃヨナのしるしのほかにしるしあたへられじ。
〔マタイ傳16章4節〕
4 邪曲よこしまにして不義ふぎなるしるしもとむ、れどヨナのしるしほかしるしあたへられじ』かくかれらをはなれてたまひぬ。
〔ヤコブ書4章4節〕
4 姦淫かんいんをおこなふものよ、ともとなるは、かみてきするなるをらぬか、たれにてもともとならんとほっするものは、おのれかみてきとするなり。
ashamed
〔マタイ傳10章32節〕
32 ればおほよひと前󠄃まへにてわれひあらはすものを、われもまたてんにいます父󠄃ちち前󠄃まへにてあらはさん。
〔マタイ傳10章33節〕
33 されどひと前󠄃まへにてわれいなものを、われもまたてんにいます父󠄃ちち前󠄃まへにていなまん。
〔ルカ傳12章8節〕
8 われなんぢらにぐ、おほよひと前󠄃まへわれひあらはすものを、ひともまたかみ使つかひたちの前󠄃まへにてひあらはさん。
〔ルカ傳12章9節〕
9 されどひと前󠄃まへにてわれいなものは、かみ使つかひたちの前󠄃まへにていなまれん。
〔ルカ傳19章26節〕
26 「われなんぢらにぐ、すべてるひとはなほあたへられ、たぬひとてるものをもらるべし。
〔使徒行傳5章41節〕
41 使徒しとたちは御名みなのためにはづかしめらるるに相應ふさはしきものとせられたるをよろこびつつ、議員ぎゐんらの前󠄃まへれり。
〔ロマ書1章16節〕
16 われ福音󠄃ふくいんはぢとせず、この福音󠄃ふくいんはユダヤびとはじめギリシヤびとにも、すべしんずるものすくひさするかみちからたればなり。
〔ガラテヤ書6章14節〕
14 れどわれにはわれらのしゅイエス・キリストの十字架じふじかのほかにほこ所󠄃ところあらざれ。これによりてわれたいして十字架じふじかにつけられたり、たいするもまたしかり。
〔テモテ後書1章8節〕
8 さればなんぢわれらのしゅあかしをなすことしゅ囚人めしうどたるわれとをはぢとすな、ただかみ能力ちからしたがひて福音󠄃ふくいんのためにわれとともに苦難くるしみ忍󠄄しのべ。
〔テモテ後書1章12節〕
12 これがためにわれこれらの苦難くるしみ遭󠄃ふ。されどこれはぢとせず、われわが依賴よりたのものり、かつわが《[*]》ゆだねたるものを、かのいたるまでまも得給えたまふことを確信かくしんすればなり。[*或は「我に」と譯す。]
〔テモテ後書1章16節〕
16 ねがはくはしゅオネシポロのいへ憐憫あはれみたまはんことを。かれはしばしばわれなぐさめ、又󠄂またわがくさりはぢとせず。
〔テモテ後書2章12節〕
12 もし忍󠄄しのばばかれともわうとなるべし。かれいなまば、かれわれらをいなたまはん。
〔テモテ後書2章13節〕
13 われらは眞實しんじつならずとも、かれえず眞實しんじつにましませり、かれおのれいなたまふことあたはざればなり』
〔ヘブル書11章26節〕
26 キリストにそしりはエジプトの財寶たからにまさるおほいなるとみおもへり、これむくい望󠄇のぞめばなり。
〔ヘブル書12章2節〕
2 信仰しんかう導󠄃師みちびきてまたこれ全󠄃まったうするものなるイエスをあふるべし。かれはその前󠄃まへかれたる歡喜よろこびのために、はぢをもいとはずして十字架じふじかをしのび、遂󠄅つひかみ御座みくらみぎたまへり。
〔ヘブル書12章3節〕
3 なんぢらつかれてこゝろうしなふことなからんために、罪人つみびとらのおのれ逆󠄃さからひしことを忍󠄄しのたまへるものをおもへ。
〔ヘブル書13章13節〕
13 さればわれらはかれはぢ負󠄅ひ、陣營ぢんえいよりでてその御許みもとくべし。
〔ヨハネ第一書2章23節〕
23 おほよ御子みこいなもの御父󠄃みちちをもたず、御子みこひあらはすもの御父󠄃みちちをもつなり。
the Son
〔ダニエル書7章13節〕
13 われまた異象まぼろしうちてありけるにひとのごときものくものりきたおいたるものもといたりたればすなはちその前󠄃まへ導󠄃みちびきけるに
〔マタイ傳16章27節〕
27 ひと父󠄃ちち榮光えいくわうをもて、御使みつかひたちとともきたらん。そのときおのおのの行爲おこなひしたがひてむくゆべし。
〔マタイ傳24章30節〕
30 そのときひとしるしてんあらはれん。そのとき地上ちじゃう諸族しょぞくみななげき、かつひと能力ちからおほいなる榮光えいくわうとをもててんくもきたるをん。
〔マタイ傳25章31節〕
31 ひとその榮光えいくわうをもて、もろもろの御使みつかひ率󠄃ひきゐきたるとき、その榮光えいくわう座位くらゐせん。
〔マタイ傳26章64節〕
64 イエスたまふ『なんぢのへるごとし。かつわれなんぢらにぐ、いまよりのち、なんぢらひとの、全󠄃能者ぜんのうしゃみぎし、てんくもりてきたるをん』
〔マルコ傳14章62節〕
62 イエスたまふ『われはそれなり、なんぢひとの、全󠄃能者ぜんのうしゃみぎし、てんくもうちにありてきたるをん』
〔ヨハネ傳1章14節〕
14 ことば肉體にくたいとなりてわれらのうち宿やどりたまへり、われらその榮光えいくわうたり、父󠄃ちち獨子ひとりご榮光えいくわうにして恩惠めぐみ眞理まこととにて滿てり。
〔ヨハネ傳5章27節〕
27 またひとたるにりて審判󠄄さばきするけんあたたまひしなり。
〔ヨハネ傳12章34節〕
34 群衆ぐんじゅうこたふ『われら律法おきてによりて、キリストは永遠󠄄とこしへながらたまふときたるに、なんぢいかなればひとげらるべしとふか、そのひととはたれなるか』
when
〔申命記33章2節〕
2 ヱホバ、シナイよりきたりセイルよりかれらにむかひてのぼりバランのやまより光明ひかりはなちて千萬ちよろず聖󠄄者きよきもの中間なかよりしていたりたまへりそのみぎにはかがやけるありき
〔ダニエル書7章10節〕
10 しかしてかれ前󠄃まへより一道󠄃ひとすぢながれわきいづかれつかふるもの千々せん〳〵かれ前󠄃まへはべもの萬々まん〳〵審判󠄄さばきすなはちはじまりてふみひらけり
〔ゼカリヤ書14章5節〕
5 なんぢらはわがやまたに逃󠄄にげいらんそのやまたにはアザルにまでおよぶべしなんぢらはユダのわうウジヤの地震ぢしん避󠄃さけ逃󠄄にげしごとくに逃󠄄にげわがかみヱホバきたりたまはんもろ〳〵聖󠄄者せいしやなんぢとともなるべし
〔マタイ傳13章41節〕
41 ひと、その使つかひたちを遣󠄃つかはさん。かれ御國みくにうちよりすべての顚躓つまづきとなるもの不法ふほふをなすものとをあつめて、
〔ヨハネ傳1章51節〕
51 またたまふ『まことにまことなんぢらにぐ、てんひらけて、ひとのうへにかみ使つかひたちののぼくだりするをなんぢるべし』
〔テサロニケ前書1章7節〕
7 しかしてマケドニヤおよびアカヤにすべての信者しんじゃ模範もはんとなれり。
〔テサロニケ前書1章8節〕
8 それはしゅのことばなんぢよりでてたゞにマケドニヤおよびアカヤにひゞきしのみならず、かみたいするなんぢらの信仰しんかうのことは諸方しょはうひろまりたるなり。ればこれきては、なにをもかたるにおよばず。
〔ユダ書1章14節〕
14 アダムより七代しちだいあたるエノクかれらにきて預言よげんせり。いはく『よ、しゅはその聖󠄄せいなる千萬ちよろづしゅう率󠄃ひきゐてきたりたまへり。
〔ユダ書1章15節〕
15 これすべてのひと審判󠄄さばきをなし、すべて敬虔けいけんならぬものの、敬虔けいけんおこなひたる敬虔けいけんすべてのわざと、敬虔けいけんならぬ罪人つみびとの、しゅ逆󠄃さからひてかたりたるすべてのはなはだしきことばとをたまはんとてなり』